阿部サダヲ“草吉”の再登場がバッドタイミング…。NHK朝ドラ『あんぱん』今田美桜“のぶ”に東京行きを決意させた人物とは?
今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第80話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
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東海林(津田健次郎)から言われたまさかの言葉とは?
釜次(吉田鋼太郎)の葬儀が営まれる中、6年ぶりに草吉(阿部サダヲ)が戻ってくる。しかし、すぐに行ってしまおうとする草吉を、羽多子(江口のりこ)が引き止める。
葬儀が済み、出社したのぶは、東海林(津田健次郎)から、記者に向いていないと言われる。戦争孤児の記事ばかり書くのは、罪滅ぼしだとさえ言われてしまう。その夜、のぶは次郎(中島歩)が残した手帳に書かれているメッセージや、釜次から言われた言葉を胸に、決意を固める。
翌朝、朝田家に戻ったのぶは、東京へ行って鉄子(戸田恵子)のところで働くことを宣言するのだった。すると、パンの匂いが漂ってくる。草吉は、材料を仕入れてあんぱんを作っていた。
朝田家の面々は揃ってあんぱんを頬張るのだった。そして、遺影に写る釜次は「ほいたらね」と別れを告げる。
草吉の再登場は、ベストタイミングではなかった…。しかし、彼が再び現れたことで、朝田家はあたたかい気持ちを取り戻すのだった。
落ち込んだ時、悩んだ時にはいつもあんぱんと残りこえてきた朝田家。そんなシーンが再び見られた第80話だった。ここで、視聴者から寄せられた感想を共有していく。
「絶妙なタイミングで出てきてこそのヤムさんw」「のぶが後ろ髪引かれないように、あえて突き放す東海林編集長」「高知新報とはもうお別れ?早い」「みんなであんぱん食べてるシーンは幸せで涙」「『ほいたらね』がまさかの釜じいとか」
ついにのぶが東京行きを決意。次回予告では、嵩がのぶに何か大事なことを言いかけて…。来週も胸アツ展開の予感だ!
(文・野原まりこ)
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