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映画『女優霊』【ネタバレあり】あらすじ

撮影が順調に進む中、次第に不可解なトラブルが多発しはじめる。ロケバスに乗り込んだ村井は、窓の外に白い服の女性を見る。女性はテストフィルムに映っていた謎の女に似ている。ひとみはセリフの練習中に、その場にはいない女の声を聞き、カメラは原因不明の故障に見舞われ、撮影はしばしば中断する。

そんな中、沙織がスタジオの高所から足を踏み外して死亡する。落下する直前の様子を見ていたスタッフは、何者かが沙織に抱きついたと証言したが、捜査の結果、事件性は認められなかった。撮影は中止にならず、代役を立てて再開されることになる。

村井は一連の事件とテストフィルムの映像が関係していると直観。もう一度映像を観ようとするも、すでに撮影所のベテランスタッフによって燃やされてしまっていた。実家の両親に電話をかけると、幼少時の村井は、怖がって一切テレビを観なかった時期があると知らされる。両親からの話を手掛かりに調査を進め、村井は遂に白い服の女の正体を突き止める。彼女はかつてこのスタジオで転落死した女優であった。

撮影が再開されても、奇妙な現象は収まらない。代役の女優はシリアスなシーンで急に笑い出す。笑い方は、テストフィルムに記録されていた白い服の女優とまったく同じだ。その夜、村井は胸騒ぎを覚え編集作業を中断し、撮影所を訪れる。沙織が転落した場所に、ひとみが立っている。村井はひとみに声をかけようとするが、突然白い服の女優霊が目の前に現れ、驚きのあまりスタジオの一室に身を隠す。しかし、村井は女優霊に引きずり出され、闇の彼方に連れていかれてしまうのだった。

村井の失踪後も、監督が不在であるにもかかわらず、映画制作は続行されることになった。ひとみとスタッフは村井の住んでいた部屋を訪れるが、遺書や伝言らしきものは見つからない。ひとみは脱衣所に向かい、鏡に向き合う。すると背後にはあの女優霊が立っている。

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