ドラマ『問題物件』第2話考察&感想レビュー。上川隆也”犬頭”が犬にしか見えない…このドラマのもう1つの楽しみとは?

上川隆也が主演を務めるドラマ『問題物件』(フジテレビ系)が現在放送中。本作は、不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、鮮やかに解決する。今回は、第2話のレビューをお届け。(文・ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】

大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。

またもや突然、犬頭(上川隆也)が出現!

『問題物件』第2話©フジテレビ
『問題物件』第2話©フジテレビ

 最終的に、世の中にある心霊現象は、全て現実的に説明がつく…ということになるのだろうか?

 今回、大島不動産販売・販売特別室に寄せられたクレームは「ポルタ―ガイストが起こる部屋」。渋々、恵美子(内田理央)が現場であるマンションに行くことなった。管理人・熱海光吉(徳井優)曰く、住人である滝野高(東啓介)が天井や壁からは変な音が聞こえ、灯りがついたり消えたりし、部屋のものが勝手に揺れて倒れるとよく騒いでいた。

 それだけ聞けば、確かにポルタ―ガイスト! となるのだが、2日前に清野は警察沙汰に。しかも薬物反応が出た上、本人は現在昏睡状態で、真実が分からないという。

 恵美子は、薬物による幻覚では?と片付けようとするのだが、またもや突然現れた犬頭(上川隆也)が、勝手に調査を初めてしまう…。

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