橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第90話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

入院患者に寄り添う結

　NSTに配属になった結（橋本環奈）は、潰瘍性大腸炎で入院中の患者・堀内が、食事がまずいと言って食べないことを心配していた。そんな中、堀内は息子によって院外から持ち込まれた食事をうまく飲み込めずに窒息して命を落としかける。結は堀内に、食べたいものがあれば相談するようにと諭す。

　一方、翔也（佐野勇斗）は新しいことに挑戦する結を見て、理容師を目指すことを打ち明ける。

　本日放送の第90話は、気難しい入院患者・堀内を通して、結の管理栄養士としての働きぶりが描かれた。放送終了後のXには、視聴者によるコメントが多数寄せられていた。

「今日の話、最後は感動したけど何より堀内さんの窒息シーンがリアルで怖すぎた…」「堀内さんの中の人の誤嚥起こした時の顔真っ赤な演技メイクもあるのかもだけど、すごい真に迫ってた。」「誤嚥した人って、ホントああなるの…顔色はメイクによるものなのだろうけど、俳優さんの演技が凄まじかった(褒めてます！)」「結ってプライベートでも仕事でも相手を否定せず受け入れるのが素晴らしい」

「翔也が理容師になるみたいだけれど、星河電機を辞めるのかな？これからの生活はどうするんだろう？」「翔也はずっとヨネダに手伝いに行き続けてたしかなり前から理容師っていいなと思ってたんだろうな。でも家族の事を考えたら中々決心がつかなかった。そこを結じゃなくて聖人の言葉で背中を押されたのは良かったな。全員が誰かの為になり誰かに助けられてるよよね。『おむすび』の世界。」「おやっさんって呼びたいのか、翔也。来週は結の仕事と結びつけつつ愛子さんターンかな。来週も楽しみ！」

　次週は、“母親”について物語が展開していく様子。理容師になることを決意した翔也や、麻生久美子演じる愛子がどう動いていくのか、今から楽しみだ。

（文・野原まりこ）

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