『アンサンブル』第5話考察&感想レビュー。松村北斗“真戸原”が可哀想すぎる…元カノにドン引きした理由とは?【ネタバレ】

text by 菜本かな

川口春奈主演、松村北斗共演のドラマ『アンサンブル』(日本テレビ系)が放送中だ。本作は、現実主義の弁護士・小山瀬奈(川口春奈)と、理想主義の新人弁護士・真戸原優(松村北斗)が織りなす異色のリーガルラブストーリー。今回は、第5話のレビューをお届けする。(文・菜本かな)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:菜本かな】

メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。

邪魔なポジションかと思っていた宇井(田中圭)の株が上昇

『アンサンブル』第5話©日本テレビ
『アンサンブル』第5話©日本テレビ

 これまで、「邪魔だよっっ!」と思っていた宇井(田中圭)の株がちょっぴり上がった『アンサンブル』第5話。

 実を言うと、筆者は今まで田中圭が演じる役に沼ることが多かった。はじまりは、『私が恋愛できない理由』(2011、フジテレビ系)の長谷川優で、それ以降も『5→9〜私に恋したお坊さん〜』(2015、フジテレビ系)の清宮さんや、『あなたの番です』(2019、日本テレビ系)の翔太くんなどなど…。“田中圭が演じているとすべてリア恋してしまう説”(※ただし、やばめの役柄は除く)を立証したくなるほど、さまざまな作品で沼にハマってきた。

 そのため、『アンサンブル』でヒロイン・瀬奈(川口春奈)の元カレを演じることが明らかになったときは、当て馬好きということもあり、「宇井くんを推してしまうんだろうなぁ」と思っていたのだが、蓋を開けて見ると「邪魔だよっっ!」と言いたくなるシーンのオンパレード。

 しかし、第5話では「宇井くんの方が良くね?」と思った瞬間があった。

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