『劇場版 トリリオンゲーム』が初登場1位獲得! 『キャプテンアメリカ』もランクイン【週末興行ランキング】

text by 編集部

興行通信社より週末映画動員ランキング(2月14日~2月16日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。マーベル最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』など新作の順位は? 前回1位を獲得した『ファーストキス 1ST KISS』の今週の順位は?

『劇場版 トリリオンゲーム』が初登場1位を獲得!

Ⓒ2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一/小学館
Ⓒ2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一/小学館

 今週の動員ランキングは、原作:稲垣理一郎、作画:池上遼一による人気漫画を目黒蓮主演で連続ドラマ化したその後を、完全オリジナルストーリーで描く『劇場版 トリリオンゲーム』(東宝)が、初日から3日間で動員43万8000人、興収6億1600万円をあげ、初登場1位に輝いた。

 ドラマ版に引き続き主人公・天王寺陽【ハル】とタッグを組む凄腕エンジニアの平学【ガク】を佐野勇斗が演じ、日本初のカジノリゾート開発に乗り出す。また、今田美桜、福本莉子、吉川晃司らも再集結し、監督は村尾嘉昭が務めている。
 
 2位には、“正義の象徴”である盾を受け継いだ新たなキャプテン・アメリカの物語『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(ディズニー)が、初日から3日間で動員27万6000人、興収4億6300万円をあげてランクイン。ジュリアス・オナーがメガホンを取り、マーベル・シネマティック・ユニバース作品ではファルコンとして活躍し、新たにキャプテン・アメリカの座を引き継いだサム・ウィルソンをアンソニー・マッキーが演じる。ハリソン・フォード、ダニー・ラミレスらが共演している。
 
 3位には前週1位で初登場した『ファーストキス 1ST KISS』(東宝)が続き、週末3日間で動員16万1000人、興収2億4200万円を記録。累計成績は動員54万人、興収7億7900万円を突破している。
 
『366日』(松竹/ソニー)はワンランクダウンで4位となり、累計成績は動員151万人、興収19億円を超えた。

 5位の『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』(松竹)は、公開9週目を迎えながらも1ランクアップ。累計成績は動員が167万人を突破し、興収が25億円に迫っている。

 この他既存作品では、7位の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(東宝/バンダイナムコフィルムワークス)が動員155万人、興収25億円を突破。10位の『グランメゾン・パリ』(東宝/ソニー)は動員265万人、興収38億円となった。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2025年2月14日~2月16日)

1(初)『劇場版 トリリオンゲーム』:1週目
2(初)『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』:1週目
3(1)『ファーストキス 1ST KISS』:2週目
4(3)『366日』:6週目
5(6)『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』:9週目
6(2)『野生の島のロズ』:2週目
7(4)『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』:5週目
8(9)『アンダーニンジャ』:4週目
9(10)『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』:5週目
10(7)『グランメゾン・パリ』:7週目

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【了】

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