北村有起哉“聖人”が見ていられない…。NHK朝ドラ『おむすび』仲里依紗“歩”と緒形直人“孝雄”の再登場がもたらす影響は？

2025/02/18

text by 野原まりこ

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第97話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじキャスト解説考察評価】

歩と孝雄が再登場

　孫に会いにきたという幸子（酒井若菜）が、プレゼントやいちごを持って米田家にやってくる。みんなで食事に出かけることになるが、聖人（北村有起哉）は胃の不調を風邪と誤魔化して家に残った。

　翌日、聖人は仕事の休憩時間に歩（仲里依紗）が働くガーリーズへ向かう。歩にトータルコーディネートしてもらった聖人は、店にいた孝雄（緒形直人）とともに街に出かける。しかし、愛子（麻生久美子）は、聖人が時間になっても店に戻らないことを心配して電話をかける。

　胃の検査結果を待てずに、どこか上の空な聖人を中心に展開した第98話。放送終了後のXには、聖人の動向に注目したコメントが多数寄せられていた。

「結果が出るまでが一番嫌だよね」「聖人が歩の仕事ぶりに眩しいような安心したよう顔。何かを察して非日常へそのまま聖人を連れ出すナベさん。長い年月を感じてしみじみと良いドラマだなあって。」「歩なりに、真剣にお父さんを元気づけようとしてるの、可愛らしくて好きだなぁ」「なんか今日の回は、聖人がヒロインでずーっと可憐だったね」

　聖人に影響を与える歩や孝雄が再び登場したことで、今後の物語はどう進んでいくのか…。明日の放送も楽しみだ。

（文・野原まりこ）

【了】