北村匠海“嵩”数学の成績がポンコツすぎて拍子抜け…。NHK朝ドラ『あんぱん』一方、中沢元紀“千尋”の思惑とは…?

text by 野原まりこ

今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第16話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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千尋が医院を継がない本当の理由は?

連続テレビ小説『あんぱん』第4週 第16話 ©NHK
連続テレビ小説『あんぱん』第4週 第16話 ©NHK

 教師になるという夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強を始めるが、成績は思わしくなくなかった。そこで羽多子(江口のりこ)は、嵩(北村匠海)にのぶに勉強を教えてほしいと頼み込む。嵩は、自分も通知簿の評価が低いのを言い出せないまま引き受けてしまうが、のぶにわからないところを聞かれても、答えることができなかった…。

 のぶが教師になることをよく思わない釜次(吉田鋼太郎)は、豪(細田佳央太)との結婚を勧めるが、それを聞いた蘭子(河合優実)は少し怒りを感じる。

 ある晩、苦手な数学に悪戦苦闘する嵩が廊下に出ていくと、書斎で寛(竹野内豊)が千尋(中沢元紀)に、医院を継がないのは、嵩に譲るためではないのかと聞いているのを耳にしてしまう。

 先週、登美子(松嶋菜々子)が御免与町に出戻り引っ掻き回した傷が今週に影響し、そこに蘭子の恋心も絡んできた第16話。ここでXに寄せられた視聴者によるコメントを見ていこう。

「数学苦手はどうしようもないよ」「僕に聞かないでって、嵩とのぶがポンコツすぎて笑った」「登美子が自信満々に嵩が継ぎますからって言ったの、嵩は登美子さんといる頃は成績よかったんだろうな。」「嵩よりも、養子の千尋の方がこの家で世話になっているという自覚が強いのねえ…。その辺を竹野内も微妙に感じ取ったのかな。」「蘭子→豪への恋心が確定なだけで、ふんわり色んな匂わせが大量発生。」

 寛の問いかけにより、千尋の本当の思惑が明かされるのか…。明日の放送も楽しみだ。
 
(文・野原まりこ)

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【了】

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