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ドラマ史上最高のバディは…? 視聴者の心鷲づかみ最強タッグ(4)平成世代が熱狂…顔面偏差値最強コンビは?

男同士の熱い友情に心を奪われるバディものドラマ。時にぶつかり合い、時に助け合う姿は、心にグッとくるものがある。異なる2人がかけ合わさることによって起こる化学反応は、計り知れないパワーを生み出す。そこで今回は、ドラマ史上最高のバディを5組セレクトしてご紹介する。(文・野原まりこ)

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平成ドラマを代表する顔面偏差値最強タッグ

『野ブタ。をプロデュース』亀梨和也&山下智久

亀梨和也&山下智久
Getty Images

放送期間:2005年10月15日〜12月17日
放送時間:土曜21:00〜21:54
放送局:日本テレビ系
脚本:木皿泉
原作:白岩玄『野ブタ。をプロデュース』
最高視聴率:18.2%
キャスト:亀梨和也、山下智久(特別出演)、堀北真希、戸田恵梨香、宇梶剛士、深浦加奈子、中島裕翔(ジャニーズJr.)、岡田義徳、木村祐一、不破万作、たくませいこ、忌野清志郎、高橋克実、夏木マリ

【作品内容】

高校生の桐谷修二(亀梨和也)は、本当の自分を隠してクラスの人気者を演じている。そんな誰とでもうまくやれる修二だったが、どうしても変わり者の草野彰(山下智久)といる時だけは調子が狂ってしまう。

そんなある日、暗くて周囲を寄せ付けないオーラを放っている信子(堀北真希)が修二のクラスに転校してくる。信子はクラスのワルにいじめを受けてしまうが、修二は信子をクラスの人気者にするためにプロデュースを引き受ける。

【注目ポイント】

放送当時、一斉を風靡したドラマ『野ブタ。をプロデュース』。

番組の主題歌となった、KAT-TUNの亀梨和也と元NEWSの山下智久のユニット・修二と彰の『青春アミーゴ』が爆発的にヒットし、ミリオンセラーを記録したことでも話題となった。

主演を務めた亀梨は、日テレの大ヒットドラマ『ごくせん』の第2シリーズで小田切竜役を演じたことで人気に火がつき、その後も堂本剛、松本潤といった旧ジャニーズの先輩から、ドラマ『金田一少年の事件簿』の金田一一役を引き継ぐなど、驚異的な活躍を見せていた。

一方、山下智久もNEWSのセンターを務め、TBSのドラマ『ドラゴン桜』で東大合格を目指して奮闘する矢島勇介役を熱演するなど知名度を上げており、ジャニーズ内でもトップクラスの人気を誇っていた。

そんな人気絶頂の2人がタッグを組むという、かつてない胸熱コンビが爆誕したのが本作である。

亀梨と山下の組み合わせは、お互いがお互いを高め合い、2人が揃ったことでさらにお互いの良さを引き出すという化学反応を起こし、魅惑的なグルーブを引き起こしている。

亀梨はちょっと悪そうな見た目とクールなキャラクターが特徴の修二を演じ、山下演じる彰は、語尾に「~だっちゃ」というのが口癖の、かなり癖のあるキャラクターを好演。

くだらない2人の会話は彰のボケと修二のツッコミで成り立ち、それぞれの特徴を活かしたハマり役で唯一無二のコンビ関係を確立させた。

修二と彰のコンビは、「2人のような関係になりたい」もしくは「プロデュースされたい」と多くの視聴者の憧れの的となった。『野ブタ。をプロデュース』には、我々平成世代の青春が詰まっている。

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