社会現象にもなった大人気アニメ『【推しの子】』。ファン待望の実写映画化が2023年12月25日に報じられた。アイドル像を具現化したようなキャラ、星野アイを演じるのは誰か、早くも世間の話題を集めている。今回は、競馬予想風に【本命】【対抗】【穴】【大穴】 【おまけ】の5名の元アイドルに絞り、勝手に選出する。（文・唐梨）

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『【推しの子】』とは？

赤坂アカ×横槍メンゴの豪華タッグで2020年から『週刊ヤングジャンプ』にて連載中の漫画が原作のアニメ。1期は2023年に放送され、2024年には2期の放送も決定している。

特に1期のオープニング主題歌となった『YOASOBI』の『アイドル』は、YouTube再生回数3億回超えという驚異的な数字を叩き出し、社会現象にもなった。

アイドルモノと転生モノとミステリーモノが掛け合わさったストーリー展開が特徴で、大人気アイドルのアイの双子の子どもとして生まれたアクアとルビーが、実は前世の記憶を持つ転生者で、芸能界を駆け上がりながら、何者かに殺された母親の真相を探る…。

【大穴】HKTから韓国へ！ 輝きを増す”プロアイドル”

宮脇咲良

元HKT48。当初から人気メンバーでセンター経験もあるが、さらに日韓合同オーディション番組『PRODUCE 48』を96人中2位の順位で突破し、渡韓して「IZ*ONE（アイズワン）」として活躍。

加えて、「IZ*ONE」活動終了後は、再び渡韓して「Le Sserafim（ルセラフィム）」として3度目のアイドルデビューを果たしており、現在も世界を相手に活躍中という生粋のアイドルである。恋愛スキャンダルもなく、そのプロ意識にファン達からは「宮脇プロ」と評されている。まさにアイドルになるために生まれてきたような人だ。

世界を股にかけるアイドルである宮脇咲良。そんな彼女を、長期に渡る映画撮影のために、日本国内に縛りつけておくのはもったいないという意見もあるだろう。ごもっともだ。しかし、それでも筆者が彼女を候補に挙げたのは、「このキャスティングはないだろう」と頭では分かっていても、なお心に浮かぶ圧倒的な存在感に惹かれたからだ。

ほぼありえないけれど、それでも、「宮脇咲良が星野アイを演じたらどうなるんだろう」と期待せずにはいられない。分かっていても、つい執着してしまう。ということで今回は、【大穴】として選出させてもらった。

宮脇咲良の魅力はずばり、思わず目で追ってしまう華やかさ。それは彼女のチッケム（日本でいうところの推しカメラ）の再生回数からも明らかだ。

HKT48所属時から端正な容姿で人気を博していたが、年を経るごとにますます磨きがかかり、韓国風の色素が薄い髪色やメイクも相まって、近年では妖精と見紛うレベルに達している。神々しさ、崇めたくなる度合いにおいて、星野アイに最も近いアイドルだと言っても過言ではないだろう。