中央線沿いには心が清らかになる聖地が沢山
『すずめの戸締り』(2022)で登場するのがJR御茶ノ水駅周辺。聖橋から見える東京メトロ丸ノ内線の線路とクロスする場所から、禍々しい巨大なミミズが這い出てくるシーンだ。すずめが聖橋から川に飛び込む場所は、現在工事中のため写真での再現は難しい。
その後、草太を助けるために戻ったすずめに、草太の友人・芹澤が声を掛けるのが御茶ノ水駅の御茶ノ水橋口。すずめを追いかけてきた環とのひと悶着もあるため、駅前の風景が特に長く映る場所である。また、草太の暮らすアパートは水道橋駅付近だと言われている。
同じく中央線沿いで紹介したいのは、高円寺駅から徒歩数分の距離にある高円寺氷川神社。
こちらは日本唯一の気象神社であり『天気の子』で、須賀と夏美が都市伝説の取材に訪れる場所だ。下駄の形をした特徴的な絵馬が、作中でも映される。
最後に紹介するのは、四ツ谷駅、信濃町駅から徒歩10分ほどの距離にある須賀神社。『君の名は。』のクライマックス、瀧と三葉が再会する場所。聖地巡礼ツアーの締めくくりには、これ以上ないほどふさわしい場所だろう。また、信濃町の歩道橋や聖徳記念絵画館などが、同じく『君の名は。』で登場している。
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