先日、第95回アカデミー賞のノミネート作品が発表された。今年の開催日は3/12日（現地時間）。授賞式が間近に迫る中、一体どの作品が作品賞の栄冠に輝くのか、注目が集まっている。今回は、アメリカ最大級の映画データベースサイト「IMDb」のスターレイトを参考に、歴代の作品賞受賞作品94本の中から、評価の高い作品をご紹介。ここでは、5位から1位を発表する。

5位『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)

出典：Amazon

監督 : ロバート・ゼメキス
主演 : トム・ハンクス、サリーフィールド

一見地味な男がマイペースで生きていく姿を描いた映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』は、コメディ、ロマンス、悲劇に加え、歴史劇でもあり、複数のジャンルが美しくブレンドされた魅力溢れる映画となっている。

ストーリーは、母子家庭で育った知能指数は人に劣るフォレスト・ガンプが、並外れた足の速さと誠実な人柄で、周囲の人たちを助け、また自身も助けられながら、激動の時代を駆け抜けていくという内容だ。

主人公は、1960年代と1970年代のアメリカの歴史における重要な瞬間に、知らず知らずのうちに立ち会うことになる。本作は、アメリカ現代史を駆け抜けるフォレスト・ガンプの無垢なアクションを通じて、史実をユニークにとらえる視座を、観る者にもたらす。

IMDBのレビュー評価では、8・8点とほぼ満点に近い点数を獲得。中には過大評価に思われる方もいるだろうが、アメリカ人にとって本作は紛れなく名作であり、多くの観客からは好感の持てる映画として人気を誇っていることが、IMDBの評価からわかるだろう。

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