日曜劇場『御上先生』第2話レビュー。「凶悪犯=男」“思い込み”を利用した犯人の正体は? 【ネタバレあり】

松坂桃李が主演を務める日曜劇場『御上先生』。本作は、文科省のエリート官僚が高3の担任教師になり、令和の18歳と共に日本教育に蔓延る腐った権力へ立ち向かう大逆転教育再生ストーリー。さっそく、第2話を振り返っていこう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

殺人事件の重みに責任を感じる神崎

『御上先生』第2話 ©TBS
『御上先生』第2話 ©TBS

 報道部の神崎拓斗(奥平大兼)は、自分が書いた冴島先生(常盤貴子)と筒井先生の不倫記事と、国家公務員採用試験の会場で怒った殺人事件に関係があることを知り、隣徳学院を辞めた冴島に接触を試みる。

 翌日。ネット記事により殺人事件の犯人が冴島の娘・真山弓弦(堀田真由)だということがわかると、神崎は殺人事件が起きたのは自分の責任であると感じる。この一件について、御上(松坂桃李)は、生徒たちに討論させ、意見交換に意義を見出させた。

 東京拘置所へ向かった御上は弓弦と面会し、殺した理由を問う。すると弓弦は「テロだから、もしくは革命」と答えるのだった。

 第2話目にして、すでにネットをざわつかせている『御上先生』。まさかの展開に視聴者も驚きを隠せなかったようだ。ここでXに寄せられた感想を見ていこう。

「2話。面白すぎて震える!」「賢い者が弱者のことをどう考えていくのか…普段より厳しく見てしまう気がする。」「第2話で一番おもしろかったのは、教室でみんなで話し合ってる場面だと思ったのは、私が教師だからなのだろうか」「私も完全に男だと思っていた。本当にやばい本当に凄いこのドラマ。」「炎上もあるかもだけど今回は先生の在り方に切り込んでいる攻めたシーンがあって こういう攻めた考えをドラマに載せるのは物凄く好きだなと!」
 
 スピード感のある展開で、ストーリーに引き込まれる人が多数見られた。次週、第3話は御上の過去が明かされる…。

(文・野原まりこ)

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【了】

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