阿川(三上博史)の登場で、事態が動く?

『東京サラダボウル』第6話©NHK
『東京サラダボウル』第6話©NHK

 スヒョンが描く釜山の海はエメラルドグリーンで、福岡の海は紫がかった青。海の色は違うけれど、繋がったひとつの海だ。

 チマチョゴリを着た鴻田の背景の海は、エメラルドから青へと、美しいグラデーションで描かれていた。鴻田の髪が緑なのも、きっとこの絵に由来しているのだろう。警察官なら警察官らしくというTPOも大事だが、ただのファッションではない彼女の髪色を、個人的には支持したい。

 鴻田から唐突に織田のエピソードが飛び出したことで、みるみる顔色を変えていく有木野。ふらふらと店を出て行く後ろ姿は、ちょっと心配になるほどに弱々しかった。有木野のなかで、織田の死はまだまったく消化されていないのだろう。

 織田の死に繋がった誤訳事件とボランティアが関与する組織的な犯罪。これらの謎は、ラストに不穏な空気を纏って登場した阿川(三上博史)がキーパーソンとなって動き出すことになるのだろう。

(文・あまのさき)

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