永野は「毎日、筋肉痛になりながら走ってよかった」
先刻に行われた第1話の完成披露試写会を、会場のいちばん後ろの席から観客とともに鑑賞していたというキャスト陣。
あらためて感想を求められた阿部は「冒頭のシーンは演じていてすごく思い入れがあった。普段、俳優をやっているのも重責なんですが、メインキャスターという役柄がもう重くて…」と撮影当初の胸中を明かし、キャスターとしての芝居が難しかったことを告白。しかし、本日、後方から映像を観て「ちょっと安心しました」と自身の演技に安堵の表情を浮かべた。
報道番組の総合演出として、各フロアを駆け回る崎久保華を演じた永野は「毎日、筋肉痛になりながら走ってよかった」と映像を観て安心したことを明かす。
さらに「撮影の現場でも感じる緊迫感や展開の読めなさが、つながった映像として観たときも感じられて。いっしょに作っているスタッフも含めた私たちの気持ちを、会場の皆さんとも共有できたと思います」と続けて語った。
最初の1ヶ月間は、ニュースを報道するフロアと編集などを行うサブの部屋での芝居のシーンを別々に撮っていたという本作。その影響で、編集長の市之瀬咲子を演じた宮澤、報道局長である海馬浩司を演じた岡部、そして、“山P”を演じた音尾の3人で撮影するシーンも多かったという。宮澤は「(阿部が演じる)進藤アナウンサーの言葉を想像しながら芝居をしていたので、やっと向こう側(フロア側のシーン)とつながった」と、完成映像を観ての想いを語った。
高橋は、そんな報道番組を制作する会社の会長である国定義雄を演じたことから「私はずっと見ている立場だったので。『うちの社員はよく働いているなぁ』と思いましたね(笑)」と役柄を踏まえた心中を明かしてくれた。