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邦画史上に残る名ラスト…2人のその後とは? 映画『キッズ・リターン』徹底考察。珠玉の名言に込められた深い意味&楽曲も解説

text by 編集部
HANA-BIを製作した北野武監督

北野武監督【Getty Images】

キッズ・リターン

3.5
原題:
製作年:
1996年(日本)
監督:
北野武
脚本:
北野武
撮影:
柳島克己
音楽:
久石譲
配給:
オフィス北野
上映時間:
108分
出演:
金子賢, 安藤政信, 柏谷享助, 森本レオ, 石橋凌, 山谷初男, モロ師岡, 大家由祐子, 丘みつ子

第39回ブルーリボン賞
(監督賞)

演出:
17点
脚本:
12点
配役:
14点
映像:
14点
音響:
16点

映画『キッズ・リターン』を、あらすじ(ネタバレあり)演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で解説。瀕死のバイク事故から復活後、第一作目の作品は北野武の自伝的作品? 作品に込められた、“持たざる者”と“持たざる者”が示す非情な人生観とは? その魅力を多角的な視点で深掘り。<あらすじ 考察 解説 キャスト 評価 レビュー>

『キッズ・リターン』あらすじ

北野武
北野武【Getty Images】

大学受験を控えている高校の同級生のマサル(金子賢)とシンジ(安藤政信)は、毎日やりたい放題に悪さをして遊び呆けていた。カツアゲ、タバコや飲酒は当たり前、さらに教員の車を燃やしたりと、やりたい放題。

ある日、マサルがいつものようにカツアゲをしていると、ボクシングの経験者の仲間を呼ばれ、ボコボコにやり返されていまう。マサルはその悔しさからシンジを連れて、ボクシングの世界に身を投じる。

しかしマサルよりもシンジのボクシングの才能が開花する。いつも優しく人当たりの良いシンジが、血気盛んなマサルに勝ってしまったのだ。このことがきっかけでシンジはますますボクシングの世界にのめり込む。

一方、マサルは早々にボクシングを諦め、学校にも姿を現さなくなり、再び酒やタバコに手を出す元の生活に逆戻りしてしまう。

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