ホーム » 投稿 » ドラマ » シーズン2から何が変わった? シロさんの苦悩に共感…ドラマ「きのう何食べた? season2」第2話考察&レビュー

シーズン2から何が変わった? シロさんの苦悩に共感…ドラマ「きのう何食べた? season2」第2話考察&レビュー

テレビ東京系にて放送中の『きのう何食べた?』。本作は、几帳面な弁護士・シロさんと、人当たりの良い美容師・ケンジのゲイカップルが暮らす毎日を、食生活メインに展開する物語だ。第2話は、ファン達からの人望も熱い、みんなのお母さんが登場! シロさんの回想シーンで、西島秀俊が20歳も若返った演出も解説していく。(文・會澤奈津美)

微笑ましい2人の”温度差”に注目

Ⓒ「きのう何食べた? season2」製作委員会 Ⓒよしながふみ/講談社
Ⓒきのう何食べた season2製作委員会 Ⓒよしながふみ講談社

洗面所で歯を磨くシロさんに、ケンジが申し訳なさそうな顔で近づく。2人で休みをとっていたところに仕事が入ってしまったと悲しそうに報告するケンジをよそに、「へーそっか」と、塩対応をするシロさん。美容師と弁護士はなかなか休みが合わないため、2人でゆっくり休日を満喫することは難しいのだ。

「もうちょっと残念がってくれればいいのに」としょんぼりするケンジはふと鏡を見ると、自分の体型にさらにショックを受ける。前回の放送で、体重が人生のMAXになったことが判明し、ずっと気にしているのだ。

演じている内野聖陽は、一般人のアラフィフの男性からすると比べものにならないくらい引き締まっている”イケオジ”じゃないかとツッコミたくなるが、作中のケンジは相変わらずシュッとしているシロさんに嫉妬している。

そんなシロさんは健康の為にと、毎朝ウォーキングをしているのだが、それを知ったケンジは、次の休日に一緒にウォーキングをしたいと思っていた。

「運動しないから太るんだよ」や、「睡眠不足は太るらしいぞ」と乙女心を持っているケンジをいじる意地悪なシロさん。第2話は、そんな2人の微笑ましいシーンからスタートした。

1 2 3 4 5