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感動の実話『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』タサン志麻、ぼる塾・田辺智加、的場浩司らから応援コメント到着!

text by 編集部

フランスを舞台にした“ほっぺたが落ちるほど美味しい、感動の実話”を映画化した、ビター&スイートなサクセスストーリー『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』3月29日より公開される。この度、タサン志麻、ぼる塾 田辺智加、的場浩司らより応援コメント到着。さらに、食材が“アート”に仕上がっていく特別シズル映像も解禁。

ビターな少年時代を過ごした孤独な⻘年が
極上のスイーツで奇跡を巻き起こす!

育児放棄の母親の下、過酷な環境で過ごしている少年ヤジッド(リアド・ベライシェ)にとって唯一の楽しみは、フォスターファミリー(里親)の家で、団欒しながら食べる手作りのスイーツ。いつしか自らが最高のパティシエになることを夢みるようになっていた。やがて、児童養護施設で暮らしはじめたヤジッドは、敷居の高いパリの高級レストランに、機転を効かせた作戦で、見習いとして雇ってもらうチャンスを10代で掴み取る。

毎日180キロ離れた田舎町エペルネからパリへ⻑距離通勤し、時に野宿をしながらも必死に学び続け、活躍の場を広げていく。偉大なパティシエたちに従事し、厳しくも愛のある先輩や心を許せる親友に囲まれ、夢に向かって充実した日々を過ごすヤジッド。ところがそんな彼に嫉妬する同僚の策略で、突然仕事を失うことに。失意のどん底から持ち前の情熱でパティスリー世界選手権への切符をようやく手に入れるが…。

チョコレート、生クリーム、ベリーetc・・・映像は、様々な食材がヤジッドの手にかかることで、まるで宝石やアートのようなデザートに姿を変えていく様子を捉えたもの。劇中に登場するスイーツは全て本作のモデルとなったパティシエのヤジッド・イシュムラエン本人が制作!時間によって変化する色や質感などを表現するために、1 つのスイーツを50パターン作り上げ、結果、劇中のスイーツの総制作個数は500以上も及んだという、こだわりのシーンを集めたものとなっている。

本作は、22歳でパティスリーの世界選手権のチャンピオンに輝き、彗星の如くスイーツ界に登場した若き天才パティシエヤジッド・イシュムラエンの自伝書「Un rêve d’enfant étoilé: Comment la pâtisserie lui a sauvé a vie et l’aéduqué」(スターを夢見た幼少時代:菓子作りが彼を救った理由)を元に映画化した、感動のサクセス・ストーリー。

現在彼は世界各地の最高級ホテルのコンサルタントや高級ブランドとのコラボレーションを務め、南仏アヴィニョンやパリに自身の店舗を持つ人気パティシエだが、14歳でパリの菓子職人の見習いに、やがてパスカル・カフェをはじめ、フィリップ・コンティチニといった著名なパティシエのもとで次々と修行を重ね、モナコのジョエル・ロブションのレストラン「ル・メトロポール」でスーシェフを務めた。そして、2014年ついに Gelato World Cup(冷菓世界選手権)のチャンピオンとなっている。

主人公を演じたのはTikTokで6600万人のフォロワーを持つ映像クリエイターとして人気のリアド・ベライシュ。インフルエンサーとしての活動以外に、役者としても活躍する彼は、本作に出演するために料理の集中講座を受け、ヤジッドから直々にパティスリーの創作を伝授してもらいながら役づくりに励み初主演を果たした。

そして、もうひとりの主人公として見逃せないのは、ヤジッド本人が準備期間のみならず撮影中も全ての出演シーンを監修した、美しく華麗なデザートたち!ヤジッドの代名詞ともいえる、フォークを刺すとパリっと割れ、中からクリームがとろけ出す「パリ・ブレスト」、大きなさくらんぼの形をした、艶やかなチョコレートのコーティングが芸術的な「フォレ・ノワール」―劇中は数々の垂涎ものデザートが登場するのも見どころの一つとなっている。

監督は本作が⻑編監督デビューとなるセバスチャン・テュラール。ヤジッドの波瀾万丈な半生をテンポ良く、まるで“パティシエ版「ロッキー」”のように熱く感動的に描きだす。

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