映画『ジョジョ・ラビット』や、『フリー・ガイ』などの監督を務める、タイカ・ワイティティ監督の待望のサッカー映画『Next Goal Wins』(原題)。その公開日が再度延期になったと地元メディが報じている。人気のドキュメンタリー映画をベースにした映画なので、ファンから大きな期待が掛かっている。早速現地メディアを参考にその詳細をレポートする。

公開がさらに待ち遠しくなった
タイカ・ワイティティ監督作『Next Goal Wins』

米colliderによれば、この映画は元々サーチライト・ピクチャーズから、2023年4月21日に劇場公開される予定だったが、現在は2023年9月22日に公開されることになったようだ。

タイカ・ワイティティ監督の『Next Goal Wins』はマイク・ブレットと、スティーブ・ジャミソン監督による2014年のイギリスのドキュメンタリー映画『ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』をもとにした映画。映画の内容は、FIFAワールドカップ予選にて0対31でオーストラリア代表に大敗し、10年以上FIFAランキングで最下位の、最弱チームであるアメリカ領サモア代表チームに、新しいコーチ、トーマス・ロンゲンを迎え入れエリートチームに生まれ変わるという興奮と熱狂のストーリーが描かれている。

この映画は、ワイティティ監督のほか、イアン・モリ監督が共同脚本を担当し、オランダ系アメリカ人のサッカーコーチのトーマス・ロンゲンを演じるのはマイケル・ファスベンダーで、ファスベンダーは『カン・フューリー2』や『The Killer』(原題)への出演も決定している人気俳優だ。他にもコメディ俳優のウィル・アーネット、エリザベス・モス、オスカー・カイトリー、デヴィッド・フェイン、ウリ・ラトゥケフ、ベウラ・コーレ、リーヒ・ファレパパランギ、セム・フィリポらが出演する映画となっている。

待望の本作の予告編はまだ公開されておらず、現在のところ『Next Goal Wins』は2023年9月22日に劇場公開される予定。多くのファンがその公開を待ち望んでいたこともあり、再度の延期は少し残念なものではあるが、公開の延期によって、よりこの映画への熱が高まる可能性もありそうだ。

【関連記事】
「サッカー最高！」人生が変わるサッカー映画5選。ハートウォーミングな名言が詰まった珠玉の作品をセレクト
最高のサッカードキュメンタリー映画5選（全作品紹介）
データから読み解く！ １９９０年代ハリウッド女優ベストテン　最も活躍した女優は誰？　【写真で蘇る９０年代の美しき女優たち】