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最悪の大爆死ジャニーズ主演映画…黒歴史レベルの失敗作(1)。コスプレ感が最低…人気漫画実写化は地獄の酷評

text by 編集部

絶対的な人気を誇るジャニーズ。歌やダンスだけに止まらず、芝居もこなしてしまう彼らの魅力は女性ファンのみならず、男性の憧れでもある。しかし大人気の彼らを主演においた映画やドラマはヒットするのかといえば、そんなことはないのが現状だ…。今回は彼らの人気だけでは成立しなかった、興行収入の低かった作品を5本セレクトして紹介する。

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山田涼介は悪くないのに…。
コスプレ感が否めない人気漫画の実写化

『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』(2022)


出典:Amazon

上映時間:最後の錬成:125分/最後の錬成:142分
製作国:日本
英題:FULL METAL ALCHEMIST
監督:曽利文彦
原作:荒川弘
脚本:曽利文彦、宮本武史
配給:ワーナー・ブラザース
キャスト:山田涼介(Hey!Say!JUMP)、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、黒島結菜、渡邊圭祐、山田裕貴、大貫勇輔、舘ひろし、藤木直人、山本耕史、杉本哲太、栗山千明、仲間由紀恵、新田真剣佑、内野聖陽

【作品内容】

自分の大切なものと引き換えに物質を生み出せる「錬金術」を使い、亡き母を蘇らせようとした兄弟。その代償に兄・エドワード(山田涼介)は左手と左足を、弟・アルフォンスは全身を失ってしまう。自身の身体を取り戻すために、兄は「鋼の錬金術師」となり、兄弟は旅に出る…。

【注目ポイント】

山田涼介
山田涼介【Getty Images】

『鋼の錬金術師』は2001年から約10年間、月間少年漫画誌『月刊少年ガンガン』にて連載された荒川弘の大人気コミック。「ハダレン」の略称で愛され、世界中でも累計発行部数は8,000万部を超え、アニメ作品もテレビで2作、映画でも2作製作された。

アニメ作品はいずれも大ヒットし、映画『ピンポン』(2002)や映画『あしたのジョー』(2011)で、コミックの実写映画化の実績がある曽利文彦監督のメガホンにより、満を持して実写化されたものが同作だ。

山田涼介を主演に迎えた1作目は2017年12月に公開されたものの、興行収入は約11億円と、“失敗”とはいえないものの、期待されていたほどの数字は残せなかった。

本作は、19世紀ヨーロッパ風の世界を舞台とし、物質を分解して新たなものに作り替える魔法を持つ「錬金術師」の兄弟が錬金術によって失った身体を取り戻すための“賢者の石”を求めて旅をする壮大なファンタジー作品だ。

原作を大幅に改変した内容に、漫画ファンからの評判は芳しくなかった1作目だが、「完結編」として『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』と『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』を2部作として2022年5月と6月に連続公開することが決定。

『復讐者スカー』は、原作でも人気キャラだった謎の男スカーとの戦いを中心にストーリーが展開され、原作の世界観を見事に再現している。

片や、『最後の錬成』は失われた体を求めて旅してきた兄弟に、どのような運命が待っているのかが見どころとなっている。

1作目の反省から、キャスティングを大幅に見直し、結果、豪華な俳優陣が名を連ねたものの、『復讐者スカー』は2億8600万円、『最後の錬成』は2億4000万円と、2作合わせても1作目に届かないという“大爆死”に終わった。

中世ヨーロッパを舞台としているにもかかわらず、オール日本人キャストで製作されている点、原作からの改変が大きすぎた点が、興行成績の低迷と漫画ファンからの酷評に繋がったわけだが、そんな中でも山田自身の演技を咎める声は少なかった。

この時すでに、数々の映画やテレビドラマで、その演技力を評価されていたことから、その“引きの悪さ”に同情の声もあったのも事実だ。

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