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1920年1月20日生まれ。イタリア出身の映画監督、脚本家。イタリア国内のみならず、世界中にファンを持つ、映画史に残る巨匠である。第二次世界大戦末期。ネオレアリズモの先駆者として知られるロベルト・ロッセリーニの作品に脚本家として参加。1950年には『寄席の脚光』をアルベルト・ラットゥアーダと共同で監督し、デビュー。『青春群像』（1953）、『道』（1954）、『カビリアの夜』（1957）と後世にまで語り継がれる名作の数々を手がけた。1960年代以降は現実の風景のもと、市井で生きる人々をリアルなタッチで描くネオレアリズモとは距離を置き、チネチッタの巨大スタジオを根城にして、幻想的で内省的な映像世界を構築。1963年に発表した『8 1/2』はその最高の達成として広く知られている。