ドラマ『日本一の最低男』第6話考察&感想レビュー。香取慎吾の名言に涙腺崩壊…思わず心揺さぶられたキャストの名演とは?【ネタバレ】

ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)が現在放送中。本作は、香取慎吾演じる主人公が、区議会議員選挙で当選するために義弟親子と暮らす、”選挙&ニセモノ家族ドラマ”。今回は第6話のレビューをお届けする。(文:ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】

大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。

絶体絶命…ついに一平(香取慎吾)の嘘がバレる

『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』第6話©フジテレビ
『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』第6話©フジテレビ

 わりと泣かされてしまうことが多いドラマだ。

 小原一家を選挙のために利用していたことが正助(志尊淳)にバレてしまった一平(香取慎吾)。正助はできるだけ早く出ていく、ただ、ひまりの誕生日会まではいさせてほしい、と言う。正助たちが出ていかれると、一平の計画が崩れてしまう。ピンチだ。

 一方、都(冨永愛)の店でこども食堂が開店。ひまり(増田梨沙)はボランティアスタッフとして都と厨房に立った。作るのは母・陽菜(向里祐香)が遺したレシピ。そして、テレビのインタビューに「お母さんのごはんをお父さんに食べてもらいたい」と話すひまりに、正助は感激する。

 しかし、実はその「お父さん」とは正助のことではなかった。ひまりは正助のことをお父さんと呼んでいない。ひまりが言う「お父さん」は血のつながった、自分と母を置いて出ていった父のことだった。

 こども食堂の様子がテレビでオンエアされた直後から、店の前にこども食堂の食券用のお金が置かれるように。そのお金を置いていたのはひまりの父・康太(奥野瑛太)。そのことに気がついた一平は、正助を伴って康太に声をかける…。

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