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『正体』が初登場1位獲得! その他『PUI PUI モルカー ザ・ムービー 』などがランクイン【週末興行ランキング】

text by 編集部

興行通信社より週末映画動員ランキング(11月29日~12月1日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。横浜流星主演の『正体』や人気作品をCCアニメ映画化した『モルカー ザ・ムービー』など新作は何本ランクイン? 前回1位を獲得した『室井慎次 生き続ける者』の今週の順位は?

横浜流星主演『正体』が初登場1位!

©2024 映画「正体」製作委員会
©2024 映画「正体」製作委員会

 今週の動員ランキングは、染井為人のサスペンス小説を藤井道人監督が横浜流星主演で映画化した『正体』(松竹)が、初日から3日間で動員16万6000人、興収2億200万円をあげ、初登場1位を獲得した。

 日本中を震撼させた凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木が脱走し、顔を変えながら日本を縦断する中で見えてくる真相を描いている。共演は吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈などが務める。
 
 2位には、2週連続1位だった『室井慎次 生き続ける者』(東宝)が続き、週末3日間で動員11万5000人、興収1億4100万円をあげた。累計成績は動員が95万人を超え、興収が13億円に迫っている。
 
 『六人の嘘つきな大学生』(東宝)は前週と変わらず3位となった。週末3日間の成績は動員7万5000人、興収9200万円をあげ、累計成績は動員24万人、興収3億3500万円を突破している。
 
 この他新作では、5位に人気のストップモーションアニメをCGアニメ化した『PUI PUIモルカー ザ・ムービー MOLMAX』(東宝)が初登場。初日から3日間の成績は、動員4万6000人、興収5800万円となっている。監督はまんきゅう、総監修は原案及びTVシリーズ第1期の監督だった見里朝希が務め、ヒューマンキャラクターのボイスキャストとして相葉雅紀と大塚明夫が参加している。

 また9位には、宮﨑駿監督作『ルパン三世 カリオストロの城』(東宝)の公開45周年記念上映がランクイン。通常版の本編上映後には、2025年に公開される“ルパン三世”完全新作劇場版「LUPIN THE ⅢRD THE ⅢOVIE(仮題)』の特報ロングVer(約2分)が流れ、今回は初のIMAX上映も行われている。
 

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年11月29日~12月1日)

1(初)『正体』:1週目
2(1)『室井慎次 生き続ける者』:3週目
3(3)『六人の嘘つきな大学生』:2週目
4(2)『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』:4週目
5(初)『PUI PUIモルカー ザ・ムービー MOLMAX』:1週目
6(4)『WEST.10th Anniversary Live “W”-Film edition-』:2週目 
7(5)『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』:3週目
8(6)『ヴェノム:ザ・ラストダンス』:5週目
9(初)『ルパン三世 カリオストロの城』:1週目
10(7)『海の沈黙』:2週目

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【了】

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