『モアナと伝説の海2』が初登場1位獲得! 『劇場版ドクターX』ほかもランクイン【週末興行ランキング】
興行通信社より週末映画動員ランキング(12月6日~12月8日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。ディズニー最新作『モアナと伝説の海2』や米倉涼子が主演を務める『劇場版ドクターX』など新作は何本ランクイン? 前回1位を獲得した『正体』の今週の順位は?
『モアナと伝説の海2』が初登場1位!
今週の動員ランキングは、ディズニー・アニメーション・スタジオが海と特別な絆で結ばれた少女を描いたミュージカル・アドベンチャーの続編『モアナと伝説の海2』(ディズニー)が、初日から3日間で動員67万9000人、興収9億3800万円をあげ、初登場1位を飾った。
公開前日の12月5日(木)に行われた先行上映を含んだ累計成績は、動員69万7000人、興収9億6400万円となっている。監督は前作でストーリーアーティストとして参加したデヴィッド・G・デリック・Jrが務め、前作に引き続きモアナ役はアウリイ・クラヴァーリョ、マウイ役はドウェイン・ジョンソンが担当。なお、日本語吹替版も屋比久知奈と尾上松也が続投している。
2位には、米倉涼子が主人公・大門未知子を演じ、「私、失敗しないので」の決めゼリフと共に人気を博してきた医療ドラマシリーズの集大成『劇場版ドクターX』(東宝)が、初日から3日間で動員44万1000人、興収6億400万円をあげランクイン。監督は田村直己、共演は田中圭、内田有紀らレギュラーメンバーに加え、染谷将太、西畑大吾、綾野剛らも参加している。
3位には、前週1位で初登場した『正体』(松竹)が続き、週末3日間の成績は動員8万6000人、興収1億2200万円。累計成績は動員35万人、興収4億5800万円となっている。
4位には、母の再婚により4人の弟たちと同居することになった女子高生を畑芽育が演じるラブコメディ『うちの弟どもがすみません』(松竹)がランクイン。初日から3日間の成績は動員6万8000人、興収9400万円。監督は三木康一郎、4兄弟を作間龍斗(HiHi Jets)、那須雄登(美 少年)、織山尚大(少年忍者)、内田煌音が演じている。
この他既存の作品では、公開4週目の『室井慎次 生き続ける者』(東宝)が、累計成績で動員106万人、興収14億円を突破した。
また、『BE:the ONE -MEANT TO BE-』(エイベックス・フィルムレーベルズ)が、公開以来3週間ぶりにトップ10内にランクインし、8位となった。
【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年12月6日~12月8日)
1(初)『モアナと伝説の海2』:1週目
2(初)『劇場版ドクターX』:1週目
3(1)『正体』:2週目
4(初)『うちの弟どもがすみません』:1週目
5(2)『室井慎次 生き続ける者』:4週目
6(4)『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』:5週目
7(3)『六人の嘘つきな大学生』:3週目
8(-)『BE:the ONE -MEANT TO BE-』:4週目
9(5)『PUI PUIモルカー ザ・ムービー MOLMAX』:2週目
10(8)『ヴェノム:ザ・ラストダンス』:6週目
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