佐野勇斗“翔也”がまさかのギャル男に… NHK朝ドラ『おむすび』橋本環奈“結”が“翔也”にブチ切れた理由とは?
橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第62話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
結「ギャルなめんな」
翔也(佐野勇斗)と破局した結(橋本環奈)は、仕事に打ち込んでいた。立川(三宅弘城)に社食のメニューを考案するように頼まれ、原口(萩原利久)たちと栄養と味のバランスを考えて意見を出し合う。
そんな中、結は菜摘(田畑志真)に誘われ、気晴らしに大阪に出かけることになる。2人でチャンミカ(松井玲奈)のショップで買い物をしていると、金髪の翔也に遭遇する。翔也にワケを聞くと、町で声をかけられることに耐えかねて、結が糸島フェスティバルでギャルになった時、誰にも気づかれなかったことを思い出して、自分もギャルになろうとしているということだった。それを聞いた結は、「ギャルなめんな。大嫌い!」と言い放ち、その場を後にする。
それから数日が経った土曜日。菜摘にランチ合コンに誘われた結は、知り合った男の子たちに、翔也と別れたことで結が栄養士になったことや、同じ会社の社食で働く意味もなくなるのではないかと言われ、自問自答する。
まさかの翔也のギャル男化で、笑かしにかかってきたと思いきや、結の「大嫌い!」でピリついた第62話…。夢を失って迷走する翔也の言動には共感できないが、気持ちはわかってしまうばっかりに、結との溝が深まっていく様子を見ているのが辛い…。
Xに投稿された視聴者の感想も見ていこう。
「予告で結が「大っ嫌い」と言ってた相手はまさかの金髪ギャル男化した翔也だったのね…。」「翔也に声かける街の人が全く悪気なく翔也の心配し期待しているのがまた辛いな。」「別の人間になりたいと思う翔也の気持ちも分かる。けど結にとってギャルは逃げ道ではないんだよな。」など、翔也を心配する声で溢れていた。
結にとって“ギャル”とは、心の持ち方や人と人との繋がりなど、人生の道標のように大切なものだ。そんな結を間近で見ていたはずの翔也に、ギャルを変装の道具のように扱われた結が激怒してしまうのもうなずける。
しかし、生きる希望をなくした翔也の痛々しさにも胸が痛む。早くまっすぐで明るい翔也に戻ってほしいと祈るばかりだ…。
(文・野原まりこ)
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