ドラマ『法廷のドラゴン』第2話考察&感想レビュー。上白石萌音&高杉真宙コンビににやける…金曜夜に最適なワケ。【ネタバレ】

上白石萌音主演のドラマ『法廷のドラゴン』(テレビ東京系)が放送中。本作は、元プロ棋士志望の新米弁護士の主人公・天童竜美が、歩田虎太郎(高杉真宙)とバディを組む、将棋×痛快リーガルドラマだ。今回は、第2話のレビューをお届け。(文:ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】

大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。

竜美(上白石萌音)と虎太郎(高杉真宙)のコンビネーションの良さににっこり

『法廷のドラゴン』第2話Ⓒ「法廷のドラゴン」製作委員会
『法廷のドラゴン』第2話Ⓒ「法廷のドラゴン」製作委員会

 すでにいいコンビ感が出てきてにっこりである。

 1件目の案件を片づけたところで、すぐに次の相談が! 歩田法律事務所にいい風が吹き始めているのだろうか。

 今回、相談にやってきたのは清掃会社員の瀬山玲子(山口紗弥加)。ある大学の研究室の清掃中に保温装置のプラグを抜いてしまい、実験が台無しに。その損害賠償として1億円が請求されたのだ。

 相談に来てもらったはいいが、なかなか難しそうな…虎太郎(高杉真宙)やパラリーガルの利江(小林聡美)は厳しい案件だと二の足を踏むが、竜美(上白石萌音)は「指す前から勝敗が決まっている対局なんてありません」と引き受けてしまう。

 訴えているのは大学教授の倉敷(加藤雅也)。なぜか清掃会社ではなく、玲子個人を訴えていることに竜美たちは首をひねるが…。

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