ドラマ『問題物件』第3話考察&感想レビュー。内田理央”恵美子”がノッてきた…上川隆也”犬頭”の発言が引っ掛かったワケ。【ネタバレ】

上川隆也が主演を務めるドラマ『問題物件』(フジテレビ系)が現在放送中。本作は、不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、鮮やかに解決する。今回は、第3話のレビューをお届け。(文・ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】

大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。

「ゴミ屋敷」とホームレスの警察官殺害事件との関連は?

『問題物件』第3話©フジテレビ
『問題物件』第3話©フジテレビ

 今回、大島不動産・販売特別室に舞い込んだ新しい調査依頼は「ゴミ屋敷」。ゴミの悪臭のせいで、近隣住民から苦情が来ているのだ。恵美子(内田理央)は気が進まないものの心霊系よりはいいか、というテンションで現場へ向かう。

 ゴミに埋め尽くされた二階建ての家。異臭を放ち、恵美子も思わず顔をしかめ、立ち尽くす。そんな恵美子の前に現れたのがおなじみの犬頭(上川隆也)。

 恵美子は家主である前島(モロ師岡)に向かって外から呼びかけるが、「帰れ!」と怒鳴る声が聞こえるだけで応じてもらえない。そこに通りがかったのが警察官の倉岳(清水伸)。

 交番にも悪臭の苦情が来ているとのことで、周辺に迷惑をかけているのは間違いないようだ。その後、クレーム主に聞くと、前島がある公園でゴミを集めていること、以前はそんなゴミをため込むような人間には見えなかったということ、前島には息子がいることが分かる。さらに、前島がゴミを集めていた公園では、1年前にホームレスによる警察官殺害事件があったそうで…。

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