本当は1本完結だった!? 映画『ウィキッド ふたりの魔女』プロデューサーが2部作にした思いを語る
text by 編集部
3月7日(金)より日本公開を控えている、シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデが出演する映画『ウィキッド ふたりの魔女』。今回は、プロデューサーであるマーク・プラットが、2部作にした本作への思いや葛藤を語ったインタビューを紹介する。(文・編集部)プロデューサーが語る映画制作秘話
プロデューサーが語る映画制作秘話
第97回アカデミー賞で10部門にノミネートされた本作。さらに、第2作『Wicked: For Good』は、2025年11月に公開を控えている。
本作のプロデューサーであるマーク・プラットが、2部作にすることに当初躊躇していたことを海外メディアTHE Hollywood REPORTER のインタビューで振り返り、1本の映画として制作し、インターミッション(休憩)を設ける作品するという思いがあったことを明かした。
さらに、物語に関してプラットは「エルファバ(シンシア・エリヴォ)の子供時代や魔法使い(オズ)の考え、彼女が本当に望んでいたものなど、舞台版では描ききれなかった要素も深く掘り下げたかった」と語っている。
後悔を残しているような発言をしたプラットだが、本作は世界を席巻するほどの大成功を収めた。しかし、インターミッション(休憩)を含めた『ウィキッド ふたりの魔女』も、また違う面白味があったのかもしれない。
(文・編集部)
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