『問題物件』第5話考察&感想レビュー。ゲスト出演の 「声」が良すぎる…今後の物語の鍵となりそうなのは?【ネタバレ】

上川隆也が主演を務めるドラマ『問題物件』(フジテレビ系)が現在放送中。本作は、不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、鮮やかに解決する。今回は、第5話のレビューをお届け。(文・ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】

大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。

恵美子(内田理央)が”迷”推理を連発

『問題物件』第5話©フジテレビ
『問題物件』第5話©フジテレビ

 今回、販売特別室に寄せられた新たなクレームは「金縛りが起こる部屋」。依頼者は岡崎諒(下野紘)。夫婦と幼い子どもの3人暮らしの家なのだが、1ヶ月ほど前から朝の4時ごろに金縛りに襲われるようになっていた。

 金縛りが原因で妻の杏子(戸松遥)は具合が悪くなるほど。金縛りとともに、黒い影も見たことがあると証言しており、ひどい怯えようだ。このままでせっかく買ったはマイホームも手放さなければならないと言い…。

 金縛りが起こる部屋、と聞いて雅弘(宮世琉弥)は興味津々。だが、現場に向かうのは幽霊だのなんだのが苦手な恵美子(内田理央)。気合いを入れて問題物件へと向かう。

 もはや「金縛りが起こる部屋」って、クレームなんだろうか…。

 しかし、岡崎家族には頭痛の症状も見られ、明らかに健康被害が発生している。そうなるとやはり放ってはおけない。

 犬頭(上川隆也)とさまざまな案件を解決してきた恵美子は、自信満々に金縛りの原因を推理して見せるが、どれも見当はずれのものだった。それはそう、解決しているのはなんだかんだで犬頭なので…。

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