ジェシー・プレモンス、映画『ブラック・スキャンダル』役作りのための体重増加を振り返る「後悔はないが、もうやらない」

text by 編集部

ロバート・デ・ニーロが主演と製作総指揮を務めるNetflixの新作ドラマ『ゼロデイ』に出演するジェシー・プレモンス。今回は、2015年公開の映画『ブラック・スキャンダル』における役作りについて語ったインタビューを紹介する。(文・編集部)

体型の変化がキャリアに影響? プレモンの率直な思い

ジェシー・プレモンス
ジェシー・プレモンス【Getty Images】

 ジェシー・プレモンスは海外メディアDEADLINEのインタビューによると、スコット・クーパー監督が手がけた『ブラック・スキャンダル』で実在のギャングを演じるために体重を増やしたことについて、「あの年齢で、あの監督の作品で、あの役を演じる機会を得られるとは思っていなかった。だから体重を増やす決断をした。でも、それがその後のキャリアにも影響を与えた気がする。演じられる役の幅が狭まり、気づけばそれが自分自身のアイデンティティにも影響を与えていた」と語っている。

 体重を増やすことは簡単だったものの、減量にはかなりの苦労を伴ったようだ。役作りへのアプローチ自体に後悔はないものの、「もう一度挑戦するかは分からない」とコメントした。

 しかし、2024年に公開された映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』に出演した際、ディストピア化したアメリカを舞台に暴力的な兵士を演じるにあたり、当時の増量した体型では役にそぐわないと感じたという。

(文・編集部)

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