理不尽な上司にイラッ… NHK朝ドラ『おむすび』橋本環奈“結”が、高齢者向けコンビニ弁当開発で直面した問題とは?

text by 野原まりこ

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第107話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

商品開発がストップ…。

連続テレビ小説『おむすび』第22週 第107話 ©NHK
連続テレビ小説『おむすび』第22週 第107話 ©NHK

 結(橋本環奈)は、友人の菜摘(田畑志真)が働いているコンビニ会社から弁当の共同開発を依頼され、栄養科長の塚本(濱田マリ)とともに引き受ける。後日打ち合わせが行われるが、同席した部長の豊岡修治(隈本晃俊)は、若い結にそっけない態度をとる。結と菜摘は、部長を納得させようと試作品を作るが、コストがかかってしまうと判断され、企画がストップしてしまう。

 2人は、会社の管理栄養士・土屋(森優作)に相談すると、作業工程が多いお弁当を、実際に工場で作ることを考えたか問われ、理想があっても実現できなかったら意味がないと言われてしまう。

 理想を追求しようと奮闘する結と菜摘を描いた第107話。理想と現実に板挟みにされた2人には共感の声が集まった。ここでXに寄せられたコメントをご紹介する。

「分かりやすい嫌味な部長さん。結ちゃんたち頑張ってほしいな」「大量仕入と大量生産するコンビニ弁当ではかなり厳しいんやな…」「土屋さん、ヒラメ従業員じゃなかった!現実に商品になるかどうか、の視点で見ていた。」「どんなに理想が高くても、現実として出来なければ、駄目なんだ…土屋さんが、優しく諭す。」

 上司やコスト、現実という壁が2人の前に立ちはだかり、行く手を阻まれた。明日はどう盛り返していくのか、今後の展開も楽しみだ。

(文・野原まりこ)

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【了】

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