そろそろ大河ドラマ主演が見たい俳優の筆頭は…?(1)過去には主役を食う活躍も…今最も数字が取れる男
NHKの大河ドラマで主演を務めることは、俳優にとって大きな勲章であり、その年の顔ともいえる重要な役割だ。歴史に名を刻んだ人物を演じることで、俳優の持つ演技力や魅力がより一層引き立つ。今回は、大河ドラマの主演にふさわしい俳優を5人セレクト。過去の出演作を振り返りながら、演じて欲しい偉人を妄想してみよう。第1回。(文・阿部早苗)
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今、もっとも数字が取れる俳優の1人
菅田将暉
2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源義経を演じた菅田将暉。登場回では主役級の活躍ぶりで「今度大河ドラマに出たら主役かな」という声も囁かれている。
そんな菅田は俳優のみならず、歌手としても活躍し、高い評価を得ている。俳優としては特撮ドラマ『仮面ライダーW』(テレビ朝日系、2009)で注目され、その後、映画『帝一の國』(2017)、『アルキメデスの大戦』(2019)『キャラクター』(2021)など数々の映画で主演を務め、映画『あゝ、荒野』(2017)では日本アカデミー賞、最優秀主演男優賞を受賞。さらにドラマシリーズから人気を誇る『ミステリと云う勿れ』(2022)の劇場版は5週連続首位を獲得するなど、「今、もっとも数字が取れる俳優」の1人である。
ゆえに大河の主役を熱望するファンは多く、SNSでは特に「井伊直政」の名があがっている。2017年に放送された大河ドラマ『おんな城主 直虎』で成長した同役を演じた菅田。しかし、この時は直政を育てた遠州井伊谷の女領主・井伊直虎が主人公であり、登場したのは38話(全50話)と後半だった。
SNSでは「菅田将暉主演の大河ドラマ「井伊直政」いつまでもお待ちしてます」「菅田将暉主演で大河史上初の続編作って…超見たい…」などと、菅田演じる井伊直政を主人公にした大河を熱望する声はやたら熱い。2026年には菅田と同年代の仲野太賀、池松壮亮が主演を務める『豊臣兄弟!』が放送されるが、菅田の大役も見てみたいものだ。
(文・阿部早苗)
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