観賞リタイア者が続出した、台湾発最凶ホラー映画『ガラ』。不気味な音が聞こえる予告映像、日本版ポスター、場面写真公開

2025/03/12

text by 編集部

台湾・中国映画興行収入ランキングで初週1位、年間ベスト10入りを果たした映画『ガラ』2025年5月9日（金）よりシネマート新宿他にて全国順次公開される。本作のタイトルは、台湾で歯ぎしりの音を表す擬音語”GARA”を意味しており、そんな本作の世界観を表したポスタービジュアル、予告映像、場面写真が公開された。（文・編集部）

鑑賞中に嘔吐した人が続出した問題作が日本公開決定

　本作タイトルの「GALA」が意味するのは、台湾で歯ぎしり音を表す擬音語。耳をつんざくような不快な“音”と、集合体恐怖症を誘発させる歯と毛髪の塊など、映画『呪詛』（2022）で金鐘賞最優秀アートデザイン賞を受賞した特殊メイクアーティストが生み出すグロテスクな“ビジュアル”で、観客の全身を悪寒が襲う。

　今回公開されたのは、歯と毛髪の塊で一面が覆いつくされた日本版ポスターと、「聞こえたら、さいご」を迎えてしまうという不気味な音が確認できる予告映像。鑑賞中に嘔吐した人が続出したという、その実力の片鱗を感じさせるビジュアル、予告編となっている。

【写真】グロテスクなビジュアルに鳥肌が止まらない…貴重な未公開カットはこちら。映画『ガラ』劇中カット

　さらに、日本公開決定にあたり、本作を手がけるツェン・ダーヘン監督が日本語で手書きメッセージを公開した。

【監督コメント】

皆さん、こんにちは！監督の曾大衡（TSENG TA HENG）です。
私たちの映画「GALA」が5月9日に公開されます。
恐怖のジェットコースターのような旅を映画館でぜひ体験してください。

【予告映像】

【ストーリー】

　ライブ配信者の母メイビスの仕事につきあい、鬱蒼とした森にたたずむヴィラへとやって来たアーシュー。父の命日に旅行へ来たことをよく思っていなかった彼は反発し、1人だけ先にヴィラを後にする。

　しかし突然、家族に同行していたスタッフが、不可解な死を遂げる。家に帰ってきた母親の様子も、どこか、おかしい……。アーシューの友人ティエンレンは、亡くなったスタッフから送られてきた気味の悪い映像を勝手にネットへアップロードし、その動画は大きな注目を集める。

　アーシューとティエンレンはその反響の大きさから、ネット上で探検隊を募集し、全ての始まりであるヴィラを調査・配信することに。探検中、実は、施設建設中に“事故”で大勢の人が亡くなり、その事故は邪教の儀式と関係があるらしいと知るアーシューたち。

　邪教とは、彼らを待ち受けるものとは――？

【作品情報】

監督：ツェン・ダーヘン
エグゼクティブプロデューサー：リウ・フォンチーチウ・マオティン
出演：メイビスシュー・ハオシャンリー・エンヨウ
2024年／台湾／カラー／シネスコ／5.1ch／97分／中国語／原題：嘎啦／日本語字幕：近藤朝恵／配給：ライツキュ
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