『映画ドラえもん』が2週連続首位! 新作は『お嬢と番犬くん』『劇場版モノノ怪 第二章』がランクイン【週末興行ランキング】

text by 編集部

興行通信社より週末映画動員ランキング(3月14日~3月16日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。実写映画化した『お嬢と番犬くん』や「モノノ怪」3部作の第2弾『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』など新作の順位は? 前回1位の『映画ドラえもん』の累計興行収入は?

『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』が2週連続1位!

映画ドラえもん のび太の絵世界物語
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025

 今週の動員ランキングは、『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(東宝)が、週末3日間で動員46万7000人、興収5億7600万円をあげ、2週連続で1位に輝いた。累計成績は動員114万人、興収14億円を突破した。

 2位も前週と同じく『ウィキッド ふたりの魔女』(東宝東和)が続き、週末3日間で動員23万9000人、興収3億9700万円を記録。累計成績は動員76万人、興収12億円を超えている。

 3位には、シリーズ累計336万部を突破する人気コミックを福本莉子とジェシー(SixTONES)のW主演で実写映画化したロマンティックコメディ『お嬢と番犬くん』(東宝)が、初日から3日間で動員13万3000人、興収1億8200万円をあげ初登場。メガホンを取ったのは小林啓一監督、櫻井海音、香音らが共演している。

 この他新作では、2006年に放送されたオムニバスアニメ『怪 ayakashi』の1編から派生した「モノノ怪」3部作の第2弾『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』(ツインエンジン/ギグリーボックス)が6位にランクイン。監督は鈴木清崇、神谷浩史、日笠陽子、戸松遥らが声の出演だ。

 既存作品では、公開6週目を迎えた『ファーストキス 1ST KISS』(東宝)が5位となり、累計成績は動員154万人、興収22億円を突破。

 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(東宝/バンダイナムコフィルムワークス)は圏外から再び7位にランクインし、累計では動員193万人、興収31億円を超えている。

 また、ニコラス・ケイジが初のシリアルキラー役に挑戦し、プロデューサーも務めているホラー映画『ロングレッグス』(松竹)は、惜しくも11位でのスタートとなった。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2025年3月14日~3月16日)

1(1)『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』:2週目
2(2)『ウィキッド ふたりの魔女』:2週目
3(初)『お嬢と番犬くん』:1週目
4(3)『35年目のラブレター』:2週目
5(4)『ファーストキス 1ST KISS』:6週目
6(初)『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』:1週目
7(-)『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』:9週目
8(5)『劇場版 トリリオンゲーム』:5週目
9(7)『アンダーニンジャ』:8週目
10(6)『知らないカノジョ』:3週目

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【了】

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