3月27日（木）23時より放送が開始されるBS-TBSの新木曜ドラマ23『すぱいす。』の記者発表に、主演の本田響矢と、共演の奥野壮、吉田凛音が登壇。同年代ということもあり、終始和やかな空気で行われた会見の模様をレポートする。（取材・文・撮影：あまのさき）

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【著者プロフィール：あまのさき】

アパレル、広告代理店、エンタメ雑誌の編集などを経験。ドラマや邦画、旅行、スポーツが好き。

「（撮影現場で）ずっとみんな歌ってる」

　子どもから大人まで男女問わず人気の高い「カレー」をテーマに、大人気ドラマ『孤独のグルメ』の企画者が制作した本作。人生いつも人任せのドライバー・北野祐樹（本田響矢）、No.1キャバクラ嬢の杉本奈月（吉田凛音）、料理人の森田晃（奥野壮）の3人が、キッチンカーでスパイスカレーを販売しながら各地を巡る、“グルメロードムービー”だ。

　今作が初の単独主演となる本田は、過去に共演経験がある奥野について「クールなイメージがあった」と語ったものの、いざ現場に入ると「すごくハイテンションで、元気な方」と印象を明かした。

　これを受けて吉田が「現場に入ったら歌い出すし…」と同意すると、「風評被害ですね、1番歌ってたのは響矢くんだよ」と反論。休憩時間に歌っていることが多かったそうで、「ずっとみんな歌ってる（本田）」「仲良しな現場でした（吉田）」と撮影を振り返った。

　また、本田の印象について奥野が「現場で1番コミュニケーションを取っていた。準備してきたものがしっかりあるんだなと感じた」と話すと、以前、演技以外の現場で一緒に仕事をしたことがあるという吉田が「初めて演技を間近で見た。熱心な本田さんを見られて嬉しかった」と語るなど、主演としての本田の真面目さが垣間見える一幕も。