ミシェル・ウィリアムズ、『ブロークバック・マウンテン』での出来事を振り返る 記者会見で見た「大人の男性が泣く姿」に衝撃

text by 編集部

『ブルーバレンタイン』や『ヴェノム』で知られるミシェル・ウィリアムズがトーク番組『Watch What Happens Live with Andy Cohen』に出演。自身が出演した2005年の映画『ブロークバック・マウンテン』について振り返った。(文・編集部)

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忘れられない出来事とは?

ミシェル・ウィリアムズ【Getty Images】
ミシェル・ウィリアムズ【Getty Images】

 当時、参加した映画のプロモーションでウィリアムズは衝撃の瞬間を覚えているという。

「プロモーションで記者会見を回っていたときのことをよく覚えています。大人の男性が泣いている姿を見る機会なんて、あまりないでしょう? あの時点で、私たちはこの映画が多くの人にとって特別な存在になると実感しました」

『ブロークバック・マウンテン』は、20年にわたる男性同士の秘密の恋愛を描いた作品で、ヒース・レジャーとジェイク・ジレンホールが主演。ウィリアムズとアン・ハサウェイはそれぞれ彼らの妻役を演じた。

 この映画は、第78回アカデミー賞で監督賞、脚色賞、作曲賞の3部門を受賞。しかし、多くの期待を集めていた作品賞は受賞を逃し、代わりに受賞したのは映画『クラッシュ』だった。

 作品賞を逃した経緯としては、同性愛がテーマだったことが理由のひとつとされている。その結果に、今でも悔しさを滲ませていたウィリアムズ。それでも、この映画のおかげで社会的な偏見が浮き彫りとなったのは間違いない。

(文・編集部)

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