もう何年も前から次の『007』で主演のジェームズ・ボンドを演じるのは誰なのかという憶測がファンの間で飛び交っている。今回は、この映画のプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリが『bond26(原題)』と呼ばれる次回作のキャスティングに関して語ったようなので、現地のメディアを参考に早速詳細を確認していく。

新ボンドが遂に!?
プロデューサーが明かす

ジェームズ・ボンドを演じた俳優ダニエル・クレイグは、007のコードネームを身につけた最も新しいスターでしたが、2021年に公開された映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で彼はボンドの役目を終了しました。

カナダのニュースメディアであるScreen Rantによると、実はこの映画の公開前から「俳優ダニエル・クレイグの次は、誰がボンドを演じるのか」という噂で、盛り上がっていたようで、映画『キック・アス』(2010年)や、『キングスマン:ファースト・エージェント』(2021年)などに出演したアーロン・テイラー＝ジョンソンや、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019年)や、『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』(2021年)などに出演したイドリス・エルバといった名が、ボンド候補として挙がっているものの、正しい最新情報はほとんど出てきていないのが現状のようだ。

英LADbibleのインタビューでは、この映画のプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリは、『bond26(原題)』と呼ばれる次回作のキャスティングに関してこのように語った。

「いや、まだキャスティングも始まっていないし、脚本もないです。」

このインタビューで、映画『bond26(原題)』が以前に考えられていた作品ほど、今だ深く開発されていないことをファンに確認させ、数多くある噂を一旦一掃したようだ。

現状では、脚本もキャストもない。つまり映画『bond26(原題)』についての詳細はほとんど明らかになっていないということだ。

2022年の夏に、彼女はこの映画の撮影はまだ少なくとも2年先だと述べた。つまり、2024年に製作が開始され、もし事態が急速に進展すれば、『bond26(原題)』の公開日は2025年半ばから後半、2026年の公開になる可能性が高くなりそうだ。

キャスティング、撮影、脚本が未だ決まっていない理由の1つは、ジェームズボンドに対して大きな計画を持っているからであるとも言われており、ブロッコリは、制作スタッフがこのキャラクターで一体何をしたいのかが決まらない限り、脚本は用意できないと説明。

『bond26(原題)』では映画『007』シリーズを完全に「再発明」したいと考えているようで、この映画のフランチャイズの継続や、トレンドの作り直しというよりも、視聴者のジェームズ・ボンドに対する認識を変えるような再発明となることが噂されている。

最大の問題は、誰が次のボンドを演じることになるのかということであるが、プロデューサーのマイケル・G.ウィルソンは、ジェームズ・ボンドは経験豊富なベテランであることを言及している。したがって、この役を演じるには少なくとも30代以上の俳優が必要であることが予想
でき、スパイダーマンシリーズや、アベンジャーズなどに出演する人気俳優トム・ホランドや、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017年)などに出演しているジェイコブ・エロルディといったファンが期待していた人物は完全に除外され、候補者が若干絞られることになる。

また、前作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で、新しい007を演じたラシャーナ・リンチが、次のジャームズ・ボンドとして多くの関心を寄せられていたが、ボンドは男性のままであることも確認された。

ジェームズ・ボンドの新作に関するブロッコリーの最新情報は多くのファンをがっかりさせるものかもしれないが、新しいボンドの誕生には時間が掛かるものであるのかもしれない。

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