最もセリフが素晴らしかった恋愛ドラマは? 珠玉の名作(3)最強イケメンが言い放った忘れられない一言とは?

text by 菜本かな

時代を彩ってきた数々の恋愛ドラマは、作品を象徴する名台詞を残した。時に切なく、時に強引な愛の告白は視聴者の胸をときめかせ、世間を虜にした。そこで今回は、恋愛ドラマの名台詞を5つ選んでご紹介する。第3回。(文・菜本かな)

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「好きな女の言ってること信じねぇでどうすんだよ!」

『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系、2018)

平野紫耀
平野紫耀【Getty Images】

【注目ポイント】

 正直なところ、わたしは晴(平野紫耀)よりも天馬(中川大志)の方が好きだった(“報われない方”が好きなもので…)。しかし、音(杉咲花)が何者かに襲われ、それを操っていたのが天馬の手下だって分かったとき、天馬は「何かの見間違いでは?」と言い、音を信じなかった。

 挙句の果てに、「2人から話を聞いて、状況を整理して…」と中立の立場になろうとしたのだが、晴はそこで「そんなことはどうでもいいんだよ!」と一喝。そして、「バカか? てめぇは! なんで信じねぇんだよ! そんなの一択だろ! 合ってようが外れていようが、好きな女の言ってること信じねぇでどうすんだよ!」と言ってのけたのだ。

 もちろん、天馬の方が正しいのは分かっている。いくら好きな人の意見だからといって、すべてを鵜呑みにするわけにはいかない。でも、晴の漢気にやられて、一瞬で「すみません。今日から晴推しになります…」と寝返ってしまった。こんな風に愛されたい!

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【了】

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