ドラマ『恋は闇』考察&感想レビュー。志尊淳が初回から怪しすぎる…「考察」以外でも見逃せないポイントは?【ネタバレ】

text by あまのさき

志尊淳×岸井ゆきのがW主演のドラマ『恋は闇』(日本テレビ系)が放送開始した。本作は、連続殺人を追う週刊誌ライターとテレビディレクターが恋に落ちるも、男に次々と疑惑が浮き上がる究極のラブミステリー。今回は、第1話のレビューをお届けする。(文・あまのさき)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 感想 レビュー】

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【著者プロフィール:あまのさき】

アパレル、広告代理店、エンタメ雑誌の編集などを経験。ドラマや邦画、旅行、スポーツが好き。

『あなたの番です』『真犯人フラグ』スタッフが再集結

『恋は闇』公式Instagramより
『恋は闇』公式Instagramより

 本作は『あなたの番です』『真犯人フラグ』の制作スタッフが再結集、“恋愛ミステリー”と銘打たれた、完全オリジナルドラマだ。

 スクープのためなら手段を選ばない週刊誌のフリーライター・設楽浩暉を志尊淳、最初は反発しながらも次第に彼にひかれていくテレビ局の情報番組ディレクター・筒井万琴を岸井ゆきのが演じる。

 4月4日の深夜、万琴が務めるテレビ局内ではスタッフがなにかを待機しているようだった。そこへ届く殺人事件発生の知らせ。現場へ急行した万琴はひょんなきっかけから、取材現場で浩暉と知り合う。

 万琴たちが追っているのは、1月1日以降、都内でゾロ目の日に発生している連続殺人事件、通称「ホルスの目殺人事件」。いまのところ被害者たちに繋がりは見つかっていないが、全身に刺し傷がある殺害方法と、右目にオレンジ、左目に青のコンタクトを入れられているという点で共通している。犯人の手がかりは、現場に残された足跡のみ。

 このコンタクトに関する情報を、警察発表よりも前に掴んだのが浩暉だった。彼には取材対象者に金を渡しているとか、取材のためなら盗聴・盗撮も厭わないなどの噂がつきまとう。それを知った万琴は彼を遠ざけようとするのだが、取材先でことあるごとに遭遇する2人。

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