最も重要な戦争映画とは?「アカデミー賞歴代作品賞」高評価ランキング【2位】地獄にさす光…心にしみる強烈な印象
text by 編集部
先日、第95回アカデミー賞のノミネート作品が発表された。今年の開催日は3/12日(現地時間)。授賞式が間近に迫る中、一体どの作品が作品賞の栄冠に輝くのか、注目が集まっている。今回は、アメリカ最大級の映画データベースサイト「IMDb」のスターレイトを参考に、歴代の作品賞受賞作品94本の中から、評価の高い作品をご紹介。ここでは、5位から1位を発表する。今回は2位をチェック。
2位『シンドラーのリスト』(1993年)
監督 : スティーブン・スピルバーグ
主演 : リーアム・ニーソン、ペン・キングズレー
映画『シンドラーのリスト』は、スティーブン・スピルバーグ監督の最高傑作の1つである。映画は、モノクロで撮影された3時間の戦争ドラマになっており、心にしみるほど強烈な印象を与える映画となっている。
時は第二次世界大戦下。ナチスドイツによるユダヤ人の組織的大量虐殺「ホロコースト」が、東欧のドイツ占領地で進む中、実業家オスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)は、1100人以上ものポーランド系ユダヤ人を自身が経営する軍需工場に「必要な生産力だ」という名目で匿い、命を救う。本作はホロコーストを描いた作品の中でも代表作として知られている。
恐ろしい現実の出来事の中に、わずかな希望と、人間性を見いだし、人類史上最悪とも言われる残虐な出来事をリアルに力強く描く本作は、映画史上最も重要な作品の一つに数えられる。
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