もし『ワンピース』が日本で実写化されたら? 妄想キャスト予想(1)海賊王に王手…自由と笑いの象徴は?
尾田栄一郎による大人気マンガ『ONE PIECE』。1997年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されて以来、世界中で愛されている名作だ。今回は、2024年にNetflixでドラマ実写化され大成功を収めた本作を、「日本で実写化したら?」というテーマで妄想キャスティングする。第1回。(文・かんそう)
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太陽のような性格の我らが主人公
ルフィ
演じるならこの人!
荒木飛羽
仮に『ワンピース』を日本で実写化する際、重要なのが「年齢」だ。いくら人気の俳優であっても、キャラクターがその年齢に見えなければ、単なるコスプレ大会になりかねない。それを踏まえたうえで、最低限そのリアリティを担保してキャスティングを妄想したい。
まずは主人公のモンキー・D・ルフィ。超新星編までは17歳、新世界編の後から19歳となっている。そこで推薦したいのが、新進気鋭の若手俳優・荒木飛羽・19歳だ。
2019年にはドラマ『あなたの番です』で狂気的な少年・榎本総一役、2021年に大ヒットを記録したるろうに剣心 最終章 The Final / The Beginningで剣心の宿敵・雪代縁の幼少期役を演じたことで話題となった。近年では、映画『おとなりコンプレックス』で主演を務めるなど、その存在感はドラマ・映画界に欠かせない存在となりつつある。
彫刻かと錯覚するほど端正な顔立ちと、クールな雰囲気は一見、太陽のような性格のルフィとは正反対のように思える。
しかし、例えば「魚人島編」でサンジが人魚を見て号泣しているのを「バラティエ出た時より泣いてんなァ」とツッコむ、ホールケーキアイランド編で喋るワニに出くわしナミが驚いていると「そんな事いちいち驚いていたらお前…」と呆れるなど、実は明るさの中に冷静さを兼ね備えているのがルフィというキャラクターなのだ。
もし荒木飛羽がルフィを演じたならば、明るさとクールさ、どちらも兼ね備えたルフィの雰囲気を見事に演じてくれるはずだ。
(文・かんそう)
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