90年以上の歴史を誇る映画界随一のビッグイベントであるアカデミー賞。その授賞式が3月12日(日本時間3月13日)に行われる。今回は授賞式が行われる前に、アカデミー賞の主要部門である“監督賞”を一度だけでなく、何度も獲得しているアンビリーバボーな巨匠たちを米colliderの記事を参考に紹介していこう。今回は第7位。

NO.7 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

アカデミー賞獲得歴

作品賞・監督賞：脚本賞：『バードマン　あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）』（2014）
監督賞：『レヴェナント：蘇えりし者』（2015）

メキシコ人監督であるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは、2000年に犯罪ドラマ『アモーレス・ペロス』を発表した。この作品はアカデミー賞で注目を集め、外国語映画賞ノミネート、ゴールデングローブ賞最優秀外国語映画賞にノミネートされた。数年後には、ブラッド・ピットとケイト・ブランシェット主演の映画『バベル』でアカデミー賞7部門にノミネートされた。

その後2014年イニャリトゥ監督はドラマ映画『バードマン あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）』で、アカデミー賞脚本賞、作品賞、撮影賞、そしてイニャリトゥ監督初である監督賞を含む4冠を達成。

翌年にはレオナルド・ディカプリオとトム・ハーディ主演の映画『レヴェナント：蘇えりし者』で再び作品賞と監督賞を受賞。2年連続でアカデミー賞を制する、快挙を成し遂げた。

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