細田佳央太“豪”のプロポーズが切なすぎる…NHK朝ドラ『あんぱん』河合優実の演技力に胸を打たれたシーンとは?

text by 野原まりこ

今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第29話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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蘭子(河合優実)の思いは…?

連続テレビ小説『あんぱん』第6週 第29話 ©NHK
連続テレビ小説『あんぱん』第6週 第29話 ©NHK

 豪(細田佳央太)の壮行会の日。のぶ(今田美桜)に背中を押された蘭子(河合優実)は豪のもとへ向かうが、お互いに思いを打ち明けることができず、気まずい空気が流れる…。

 そんな中、壮行会が盛大に行われるが、草吉(阿部サダヲ)が水を差し、席を外してしまう。羽多子(江口のりこ)に促され、豪は挨拶の席で朝田家の人々に感謝を伝えると、のぶたち三姉妹がよさこい節を歌って盛り上げる。しかし、たまらず朝田家を後にする豪…。追いかける蘭子に豪は「無事に戻ってきたら嫁になってください」というのだった。

 豪と蘭子の思いが通じ合い、視聴者をほっとさせたのも束の間、今度は豪が生きて帰ってくるのか不安が募った第29話。ここでXに寄せられた視聴者によるコメントを見ていこう。

「豪ちゃんと蘭子の思いが通じ合えて良かった。どうかどうか、無事に還ってきてください」「豪ちゃん!!お願い!ちゃんと気持ち伝えてくれ!!と願いながら見てたプロポーズシーン。本当に二人とも良く言えました」「河合優実と細田佳央太の、言葉にならない表情や仕草が絶妙だった…」「ヤムさんはどこかで戦争の残酷さと理不尽さを下っ端の兵士の命があまりにも軽く扱われるのを見ているか知っているんだろうなぁ」

 Xでは、河合優実と細田佳央太の繊細なお芝居に胸を打たれた視聴者が多く見られた。それと同時に、謎多き草吉の過去に言及する声も…。今後の展開にも期待がかかる。
 
 
(文・野原まりこ)

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【了】

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