チョ・ヨンジュン監督「岩井俊二監督のような作品を韓国でも…」映画『タイヨウのウタ』主演コメント動画&追加場面写真公開
韓国映画『タイヨウのウタ』あ、5月16日(金)より日本にて世界最速公開される。本作を手がけたチョ・ヨンジュン監督の日本向けインタビューに加え、主演のチョン・ジソ&チャ・ハギョンから日本のファンに向けたスペシャルコメント動画が到着した。併せて、追加場面写真も一挙に公開された。(文・編集部)
チョン・ジソとチャ・ハギョンからコメント動画が到着
本作の監督を務めたチョ・ヨンジュンが日本のメディア向けにインタビューに応じ、制作の裏側や作品に込めた想いについて語った。
2006年に日本で公開された映画『タイヨウのうた』について「当時の感受性を感じ、10代の初々しさがとても印象的だった」と振り返り、本作でもいくつかのシーンにもその影響があったと明かした。『ジョゼと⻁と魚たち』や岩井俊二監督の作品のような日本のメロドラマの感性を、今韓国に持ってきたら、きっと受け入れられのでは」と考えたという。
さらに物語の中心となるミソルの人物像についても、「闘病記ではなく、彼女が1人の人間として、試練を潜り抜け、どのように成⻑していくのかを描きたかった」と、 そのテーマに込めた想いを語る。キャスティングについては、「チョン・ジソさんは、同世代の中で最も演技力に優れ、歌唱力にも非常に感動した。そしてチャ・ハギョンさんは、健康的で明るいエネルギーに満ちており、影のない人だからこそ、ミンジュンという役にふさわしいと感じた」と話した。
日本で大ヒットした作品が、ハリウッド映画化や韓国での舞台化など、幾度となく新たな形で展開され、愛され続けている理由については、「主人公は珍しい病気を抱えているという設定はありますが、主人公が試練に直面して、それを克服しようと頑張る姿が描かれており、見る人誰もが共感できる”愛の物語”だからと思います」と語った。
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【作品概要】
公開:5月16日(金)より世界最速公開 新宿ピカデリーほか全国公開
監督・脚本:チョ・ヨンジュン
音楽:イ・チャンヒョク
出演:チョン・ジソ「パラサイト 半地下の家族」「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」)、チャ・ハギョン (「無人島のディーバ」)、チョン・ウンイン、チン・ギョン
製作:BY4M STUDIO 制作:K-MOVIE STUDIO
配給:ライツキューブ
(2025/韓国/109 分/カラー/シネスコ/5.1ch)
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Based upon the original Japanese language motion picture entitled “TAIYO NO UTA” (“MIDNIGHT SUN”), based upon an original story by Kenji Bando and Yoshiro Hosono.
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