デンゼル・ワシントン、カンヌ国際映画祭でサプライズの名誉パルムドール受賞! スパイク・リー監督最新作のプレミア上映にて
text by 編集部
俳優デビューから50年、初めてカンヌ国際映画祭に登場したデンゼル・ワシントンが、スパイク・リー監督最新作『Highest 2 Lowest』のプレミア上映で、名誉パルムドールをサプライズ受賞。リー監督自らが『兄弟』と呼ぶワシントンにトロフィーを手渡し、会場は感動に包まれた。映画は黒澤明の『天国と地獄』を現代NYに置き換えた英語リメイク作品だ。(文・編集部)
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キャリア50年目にして初のカンヌ 名誉パルムドールに驚きの表情
プレミア上映された『Highest 2 Lowest』は、1963年の黒澤明監督作『天国と地獄』をベースに、舞台を現代ニューヨークに移した英語版リメイク。音楽業界の大物を演じるワシントンが、誘拐事件に巻き込まれるサスペンス・スリラーだ。
ワシントンがカンヌ国際映画祭を訪れたのは、意外にも今回が初めて。名誉パルムドールの受賞にワシントンは「完全に予想外だった」と感極まった様子で語り、リー監督は「彼は俺の異母兄弟だ」と熱い友情を示した。
『Highest 2 Lowest』は、8月22日に公開予定。日本での公開は未定だ。Apple TV+では9月5日からストリーミング配信が始まるとされている。スパイク・リー監督の世界観と、熟練デンゼル・ワシントンの演技がどう交差するのか、大きな注目が集まっている。
(文・編集部)
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