被爆直後の壮絶な現場…。映画『長崎ー閃光の影でー』場面写真公開で語りかけられる継承の重要さと映画の力

text by 編集部

映画『長崎ー閃光の影でー』(2025)の場面写真が公開された。原爆投下後の混乱と、極限の状況下で命と向き合った看護学生たちの姿がリアルに描かれ、その衝撃が話題を呼んでいる。本作には菊池日菜子、小野花梨、川床明日香らが出演をし、受け継がれるべき歴史が描かれる。(文・編集部)

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助けられない現実と向き合った少女たちの葛藤と祈り

小野花梨
小野花梨

 1945年8月9日、原爆が投下された直後の長崎。市内各地の救護所には負傷者が溢れかえり、治療が追いつかない状況に陥っていた。公開された写真では、傷口が化膿し大量のウジがわく患者、そしてその中で看護学生に必死にすがる姿が描かれている。

 この場面写真は非常にリアルで、当時の悲惨さと向き合う強い視線を観る者に突きつける。SNS上では「覚悟をして見た方が良い作品」との声も上がっていた。

 映画『長崎ー閃光の影でー』(2025)は、ただ過去を振り返るだけでなく、今を生きる私たちが未来に繋げるための映画としても注目だ。

(文・編集部)

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