アル・パチーノ『スター・ウォーズ』のハン・ソロ役を断っていたことを明かす!「宇宙人の言葉みたいで全然わからなかった」
text by 編集部
『ゴッドファーザー』(1972)などで知られるハリウッド界の名優アル・パチーノが、かつて『スター・ウォーズ』でハン・ソロ役をオファーされていたことを明かした。その理由として「台本を読んでも理解できなかった」と語っている。(文・編集部)
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手渡された『スター・ウォーズ』の脚本に困惑?
ハリソン・フォードが演じて大ブレイクした『スター・ウォーズ』のハン・ソロ役。実はその座をめぐって、巨匠アル・パチーノにオファーが届いていた逸話を、本人が改めて語った。実は、2024年に刊行した回顧録『Sonny Boy』でも言及していたパチーノ。今回「エンターテインメント・ウィークリー」とのインタビューで、そのときの心境をユーモアを交えて明かしている。
当時、舞台に出演中だったパチーノは、そこで手渡された『スター・ウォーズ』の脚本に困惑。「正直に言って、まるで宇宙人の言葉みたいで、全然わからなかったんだ」と語る彼は、その原稿を尊敬する師匠に見せて意見を求めたという。すると返ってきたのは「アル、これ何なの?わからないね」という反応だった。それを受け、「俺もだ。これだけの大金を提示されてるけど、理解できないものは演じられない」と結論づけたという。
しかし、パチーノがこのオファーを断ったことで歴史は大きく動いた。本人にとっては「縁がなかった」だけの出来事だが、映画史における“もしも”の一つとして、今なお語り継がれている。
(文・編集部)
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