北村匠海“嵩”が絵の才能を見込まれて宣撫班に配属! NHK朝ドラ『あんぱん』濱尾ノリタカ“岩男”が改心した理由とは?
今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第56話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
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嵩(北村匠海)が作った紙芝居は…?
嵩(北村匠海)は、軍曹(田中俊介)に絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班は、占領地の民心を安定させるために紙芝居を見せていたが、市民から反感を買い、度々騒動を起こしていた。そのため嵩は、宣撫班に加わった健太郎(高橋文哉)と、地元民から受け入れられる紙芝居を作ることに。
嵩が町を歩いていると、中国の少年・リン(渋谷そらじ)と出会う。リンは岩男(濱尾ノリタカ)を慕っている様子だった。岩男は出兵する前に結婚しており、男の子が誕生したと話す。リンと岩男が仲良くしているのを見た嵩は、紙芝居の案が浮かび、千尋(中沢元紀)から受け取った父・清(二宮和也)の手帳に書かれていた内容を参考に、筋書きを起こす。
そうして嵩は紙芝居を仕上げるが、実際に上演する前に審査があるという。審査に通らなければ嵩は元の分隊に戻されてしまう…。
嵩に新たな試練が訪れた第12週。嵩が配属された宣撫班(せんぶはん)とは、日本軍が占領地の住民の協力を得るために娯楽や援助を行う班のことである。劇中、八木が宣撫班の重要性を説いていたが、占領地統治のために欠かせない任務だ。
ここで放送終了後のXに寄せられた視聴者の反応を見ていこう。
「戦争って前線で戦うイメージしかなかったんだけどそれだけじゃなかったんだね」「明日審査結果が出るのかな?」「いわおくんすっかりいい人になってほっこり」「岩男くん、結婚してお父さんになってた まだ会えていない息子に会えますように…」
戦いとは別に、絵を描くという任務を任された嵩は、紙芝居にどう導かれていくのか、この先の展開が楽しみだ。
(文・野原まりこ)
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