南沙良、馬場ふみか、基俊介ら注目の若手俳優たちの熱演が胸を打つ…。映画『愛されなくても別に』メイキング映像公開

text by 編集部

日本最年少でカンヌ国際映画祭への出品を果たした井樫彩監督最新作『愛されなくても別に』が、7月4日(金)より公開される。本作で主演を務める南沙良をはじめ、共演の馬場ふみかや基俊介ら若手俳優たちが、互いの感情や想いをぶつけ合う姿を捉えたメイキング映像が公開された。(文・編集部)

メイキング映像公開

©武田綾乃/講談社 ©2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会
©武田綾乃/講談社 ©2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会

 今回公開されたメイキング映像の冒頭に映し出されるのは、南沙良演じる主人公・宮田陽彩に、 本田望結演じる木村水宝石が感情をぶつける緊迫のシーンだ。監督の指示で、車の中から思い切り引きずり出すという演出に、南も思わず驚きの表情を浮かべるも、2人とも真剣な表情でぶつかり合い、息を呑むような演技を見せている。

 続いて、陽彩と基修介(IMP.)演じる堀口順平のコンビニでの共演シーン。お互いのやり取りの中で、南が思わず吹き出してしまう微笑ましい場面も収められており、緊張感だけでなく、現場の和やかな雰囲気が垣間見える。

 さらに、水宝石と母・木村美佐子(池津祥子)による、宗教施設内での壮絶な“親子対決”シーンでは、リハーサル段階から火花を散らすような緊迫した空気が漂い、本番では圧巻の演技がぶつかり合うシーンに仕上がっている。また、信者役として登場するのは、お笑いコンビ・ラランドのニシダ。異色のキャスティングとしてSNSでも大きな話題を呼んでおり、作品にさらなる注目を集めている。

 そして映像のラストには、本作の象徴的な滝のシーンが映し出される。南と馬場が実際に滝壺へ入り、全身ずぶ濡れになりながら挑んだ、まさに体当たりの演技が収められている。その表情と動きからは、寒さや過酷さを超えた本気さが感じられる。

【写真】南沙良の熱演が胸を打つ…貴重な未公開カットはこちら。映画『愛されなくても別に』劇中カット一覧

【作品情報】

「愛されなくても別に」
出演:南沙良 他
監督:井樫彩 原作:武田綾乃『愛されなくても別に』(講談社文庫)
脚本:井樫彩/イ・ナウォン
企画・プロデュース:佐藤慎太朗
製作幹事・制作プロダクション:murmur
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
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