最も危険な職業”飽和潜水士”の実話を映画化。『ラスト・ブレス』日本公開決定&ポスタービジュアル、予告編、場面写真公開

text by 編集部

今年2月に全米公開され、興収チャート初登場2位のスマッシュ・ヒットを記録したサバイバル・スリラー「Last Breath(原題)」が、邦題を『ラスト・ブレス』として9月26日(金)より日本公開することが決定。あわせて、ポスタービジュアルと予告編、場面写真が到着した。(文・編集部)

日本公開決定&ポスタービジュアルと予告編、場面写真到着

映画『ラスト・ブレス』
©LB 2023 Limited

 本作は、究極の悪夢というべきシチュエーションにひとり取り残されたダイバーの運命と彼を救うべく極限の救出劇に挑む人々を描くサバイバル・スリラー作品だ。今年2月に全米公開されると、『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025)に次いで興収チャート初登場2位のスマッシュ・ヒットを記録した。

 今回公開された日本版の予告編は、極寒の深海で起こったアクシデントを圧倒的な緊張感で描いた衝撃の映像となっている。突発的な状況に直面しパニックに陥る主人公の動揺を生々しくとらえ、助けの声さえも届かない漆黒の闇に消えていく映像が緊張感を高める。

 あわせて公開となった日本版ポスタービジュアルは、潜水士の命綱が切れ深海に投げ出される瞬間を捉えたデザインだ。「残された酸素は、わずか10分――」というコピーとともに刻一刻と迫るタイムリミットが表現された、戦慄のビジュアルとなっている。

【ストーリー】

 潜水支援船のタロス号が北海でガス・パイプラインの補修を行うため、スコットランドのアバディーン港から出航した。ところがベテランのダンカン(ウディ・ハレルソン)、プロ意識の強いデイヴ(シム・リウ)、若手のクリス(フィン・コール)という3人の飽和潜水士が、水深91メートルの海底で作業を行っている最中、タロス号のコンピュータ・システムが異常をきたす非常事態が発生。制御不能となったタロス号が荒波に流されたことで、命綱が切れたクリスは深海に投げ出されてしまう。クリスの潜水服に装備された緊急ボンベの酸素は、わずか10分しかもたない。

 海底の潜水ベルにとどまったダンカンとデイヴ、タロス号の乗組員はあらゆる手を尽くしてクリスの救助を試みるが、それはあまりにも絶望的な時間との闘いだった……。

【作品概要】

出演:ウディ・ハレルソン、シム・リウ、フィン・コール、クリフ・カーティス
監督:アレックス・パーキンソン
原作:ドキュメンタリー『ラスト・ブレス』(メットフィルム)
脚本:ミッチェル・ラフォーチュン、アレックス・パーキンソン&デヴィッド・ブルックス
2025 年|米・英|英語|93 分|カラー|5.1ch|シネマスコープ|原題:Last Breath|字幕翻訳:大西公子|映倫区分:G
©LB 2023 Limited
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
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